ご来訪ありがとうございます。

高知・香川のタロット占い師☆スタータロット☆森由紀子です。 


先日の自己肯定感の記事の続きです。
https://ameblo.jp/startarot/entry-12844456451.html 



自己肯定感確立のことを書く前に、
もう少し「欠如」の弊害について書きます。
何よりも、自分自身への戒めも込めつつ、ね。


説教のつもりは毛頭ありませんが、この類の話、説教がましく思われる方はいらっしゃると思いますので、不快な方はスルーなさってくださいね。


自己肯定感の話になると、耳が痛いことも多いと思いますし、

そもそも自己肯定感が低くても、自分の問題であって、人に迷惑をかける訳ではない、と思われるかもしれません。

しかしやはり、前回の記事で例に取った恋愛をはじめとして、自己肯定感のあり方は、身の回りの対人関係を巻き込みます。


自己肯定感とは、読んで字のごとく、
自己を肯定する感覚
つまり、自分で自分の価値を認める力のことを言います。

その力が弱ければ、自分の「生」つまり存在自体に価値を見い出せなくなることにもつながるため、

なにか他のもので、なんとか自己の価値を見出そうとする思考に傾きます。

人から褒められた
愛された
頼られ、感謝された

そのとき感じる気持ちは、心地良く、その間だけでも自分に価値ができたように思えて、生きる力を取り戻したような気持ちになれます。


この心地よさから、相手の評価に全力ですがり、本来相手のものであるはずの相手の意識を
自分の軸、自分のモノ
のようにしてしまう状況を常態化させてしまうと、

自分に好意を寄せ、評価をしてくれていた相手の思考が変わるたびにその変化に憤り、裁き、自分の願う形になんとか捻じ曲げよう、となります。


自分が「された側」として置き換えると、よくわかるのですが、

たとえば、の話、
なんでもない隣人から、

僕はあなたを好きなのにあなたはつれない
僕といる時間は僕を大切に扱うべきだ
ラインが送られたらきちんと返せ
僕の嫌いな○○氏と関わるのは不快だ

などと言われたら。
怖いですよねーー


たとえ恋人から言われた、としても、
干渉がましく感じるでしょう。


相手と自分を置き換えて、ちょっと想像力をはたらかせれば理解できるはずであるのに、

他者の意識で自分の軸を作り上げてしまうと、
「相手の身になってみる」
という冷静な姿勢を、
自己防衛本能が全力で否定し、目を曇らせてしまいます。


偉そうに書いているように思われたかもしれませんが、この問題は、実は私自身の問題でもあります。

自己肯定感の欠落の轍は、我々占い師にとっても、いとも簡単に陥りがちな落とし穴であり、

その黒々とした大きな穴は、我々のすぐうしろに常にあります。

怖いですよねーー


占い師やヒーラーとしての落とし穴あるある、
先ほどの自己が欠乏したときに
持ち出してくる感覚、

人から褒められた
愛された
頼られ、感謝された

この3つ目、
頼られた、感謝された

自分では全く知らず、のうちに、
この感覚に依存し、クライアントさんを我が物のように考えてしまう、

この真っ黒い大きな穴が、
いつも真後ろにあり、

ちょっとでも油断したら、たちどころにのみ込まれる、という、常に崖っぷちに立っている、

つまり、慢心の轍と常に背中合わせであることを忘れるべからず、


ということを、私は自分自身にいつも強く言い聞かせています。


なによりも怖いのが、無自覚かつ知らないうちに堕ちる、という所ですね。

皆好きこのんで堕ちる訳ではないと思いますし、もう職業病と言っても良いように思います。



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