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高知・香川のタロット占い師☆スタータロット☆森由紀子です。 



スピリチュアルの永遠の課題、
自由意思と道徳について、カードで検証してみましたので、今日は、そのことを書きます。

宇宙の絶対法則として、
「人類の自由意思の尊重」
という定義があります。

なんぴとも、各々の自由意思を貫く権利を有し、
また、他者のそれを奪うと因縁が生まれ、
解消すべく、生きる上での課題を背負わされる。


自由意思のわかりやすい例としては、

生きる自由
生き方の自由
他者を愛する自由
他者を嫌う自由

などなど。

こうした広義の自由がありながら、
我々は、社会秩序を維持するために、

法律や法令や、はたまた社会通念などで、
自由意思を制限しつつ、社会活動を円滑に進めて生きています。


結婚制度などは、自由意思と社会通念が相反するたとえの最たるもので、

社会秩序上、不誠実に結婚という契約を反故にすることはできませんが、

各々の頭の中の「心変わりをする自由」まで、社会秩序で制限できるはずもありません。


そして、ヒトの頭の中では、自由意思の矛盾が、いとも簡単に成立します。


たとえば、パートナーが自分に対し、
不誠実、心変わり、つれない、
などの対応をされれば、
ひどい、割に合わない、謝らせたい
との感情が起こります。

しかし、反対に、自分の心変わりがあった、とする。

相手からなじられた、として、
だって仕方ない
知るか
気持ちがなくなった以上、どうしようもない

とも思うでしょう。


この定義は、対人関係において、自由意思がどこまで通用するか、極端な話、「自由意思の尊重」を掲げてなんでも許されるか、

という、スピ界の課題にもぶつかります。


カードで、この、
自由意志vs思いやりや社会通念
を引いてみました。

①上段 自由意思とは
②下段 思いやりや社会通念とは
※イエス・ノーではなく「定義」を直接聞き込む形で出しています。

①対人関係の上で、都合の良い1種の「逃げ道」でもあるが、やはり、宇宙の法則上の大切で、ヒトが指針とすべきバイブルだ

②円満な日常生活を成立させる上での、優しい真心として大切なものであって、

テクニックのように利用したり、「かわいそう」という同情の形を取るような形であってはいけない


カードでの検証上も、①の自由意志の尊重の段は、イエス・ノー形式で出したものではないとはいえ、

3枚正位置のかなり肯定的な並びとなりました。


カップ2が登場するあたり、恋愛を中心とした、1対1の対人関係が、この課題のメインであるようにも感じましたよ。


②のワンド4、円満な日常生活、とも取れますが、社会制度を肯定する形で、結婚制度、とも解釈できますね。

「結婚」という1種の社会的な契約が、自由意思の尊重という絶対的な概念に、相反しつつ、人類史上、相当浸透した概念であるため、

無視できないのだ、とも取れますね。




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