ロサンジェルスの総合病院精神科を舞台に、型破りな精神科医が、一人ひとりの患者を見つめ、今の常識を破る治療を考えていく。

若いギャラガー医師が、精神科部長に任命されたのは、優秀だからというだけではなく、任命権のあるノラがガンを患い、それによって新しい風をと考えたことも関係している。
(って、別にガンの設定をしなくてもいいと思うんですけどね。)
とりあえず、視聴率やドラマとしての出来はさておき(ってあまり良くないらしい)、精神病一つ一つをクローズアップしてドラマで取り上げるということだけでも、意味があることだと思います。
話に出してはいけないんじゃないか。
以前は、うつ病をそう考える人が多かった。
今でも、「話に出してはいけないんじゃないか」と思われている領分は、沢山あります。
アンタッチャブルな、「下品」な領域、それらも、人間一人ひとりが生きていく上で考えておくべきこと。
それを、まずは、話せるようにすること。
今の政治にも足りないものだと思います。
情けない議論に終始せずに、焦点を当てることだけでも、意義があること。
焦点を当てることすら出来ないこと、意識がまだ追いつかないこと。
見ようとしないこと、それが実は進歩を遅らせてしまうことかもしれないなと、このドラマを見て思いました。
出来はともかく、精神病をクローズアップしたことを評価したいと思います。