そもそも、人類と豆は切っても切れない間柄なんです。
世界中で古くから保存食として用いられ、
庶民の食卓を飾ってきた食べものであります。
今、世界では約100種類もの豆が食べられていると言われますが、
その中でも代表的な豆と言えば、大豆レンズ豆です。

レンズ豆は日本人にはあまりなじみのない豆ですが、
旧約聖書にも出て来るほど、ヨーロッパでは古くから愛されてきました。
一方の大豆の起源も古く、紀元前11世紀から6世紀頃に書かれた
中国最古の詩集「詩経」には、当時すでに黄河流域で大豆が栽培、
食用されていたと記されています。

そして、日本にも「五穀豊穣」という言葉があります。
古事記や日本書紀には「五穀」として米・麦・豆・粟・黍(きび)
記されています。
やはり、日本でも豆は古来から大切な食料と考えられてきたんです。

$食べもの・健康・豆知識-大豆

湿度が高いアジア一帯には発酵を利用した食品が各地で生まれていますが、
日本でも大豆を使った納豆の他、味噌、醤油、豆腐などの食文化が定着しました。
そして、大豆の品種は豆腐や味噌用、枝豆用、煮豆用、納豆用と、何に使うか
で品種が違い、又それぞれの地域にそれぞれの気候風土にあった品種があるので、
その数は数えきれないほどあるそうです。

$食べもの・健康・豆知識-枝豆

ちなみに、枝豆で食べて美味しい品種がチャマメ。山形県鶴岡市のダダチャマメや
新潟県の黒崎町で栽培されるチャマメが有名です。

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