保険屋さんの彼とその相談に来た彼女。
(カップルではありません。)
2人とは同じ部活仲間で、またみんなで集まらなきゃなぁとかなんとか話しながら話題は病気の話へ。
一つ上の先輩♂も大腸ガンだったり、後輩の奥さんも大腸ガンだったり、親の世代を含めればなぜかあっちでもこっちでもと大腸ガンばかり。
もちろん私もね
これだけ身近にガン患者がいるにもかかわらず
なんだろなぁ
まだまだよそ事のような。
2人に1人はガンになる時代なんだよと言う私と、んな事言ってもガンなんてなかなかならないと言う友人。
目の前にいるのにさ~~(*´Д`)=з
今の私の姿が何もなかったかのように元気過ぎていろいろ訴えても実感がないようで。。
ガン経験者が元気でいることを喜んでくれる反面、ガンは治ると言う安易な考え方を呼んでいるようで…。
うーむ むずかしいわさ。
いかにしてガン患者であるという現実を受け止め、考え方を改め、意識を変え、生き方を変え、生かされてることに感謝してるかを懇々と説明しようものなら
何かを信仰し始めたかと勘違いされそうだわ
ここでいつも感じてしまうのが
あっち側と
こっち側。
ガンを経験してない者としてしまった者。
その間にある隔たりのようなもの。
こんな事を感じるのは私だけ
こっち側に来てしまった私はもうあっち側の感覚では生きられないんだなぁとつくづく思った。
どっちがいいとか悪いとかじゃなくて。
生かされてることを意識せずに流され生きていたあの頃の感覚がもう思い出せない。
ガンになった者の気持ちはガンになった者にしかわからない。
それはそうだよね。
だからそういう気持ちの繋がりを求めて自分自身ブログを書き、いろんな人のブログを読む。
共感し合える事からどれだけの心強さをもらえるのか計り知れない。
それは何もガン経験者だけではないけれど。
だけど最近の私はこっち側にいる人達との信頼関係に重きを置き過ぎて、あっち側の人との付き合い方が下手くそになったような気がしてたんだなぁ
どうせ私の気持ちなんか分かりっこないなんて思ったりして。。
でも昨日思った。
世の中、経験しなきゃわからない事なんていっぱいある。
私だってわからない事だらけだもん。
だからわかってもらえない事をどこか寂しく思う自分を改めて
あっち側の人はこっち側の人の事はどうあがいてもわかってもらえない。って事を踏まえての付き合い方を私の方が理解して上手くできなきゃいけないんだ。
あっち側とこっち側
私の中で勝手に区切りをつけてしまってるけど
それは私の心の中でだけだから。
普通に喋って笑って
それができればいいんじゃないの
ねぇ
こっち側の仲間はもう増えなくていいからね。
むしゃくしゃするから
ヘアーカットしよう。
もちろん
自切りでね。