それがたとえ、同じ「現実」だったとしても、



私たちが見ているものは、



ぜんぶちがう。



・



「子供が忘れ物をして学校に行った」



という、一つの共通の「現実」があっても、



「あの子は、何回言ったらわかるのちょっと不満?!」



と、怒るべき案件だと捉える人もいれば、



「ほっとけばいっかー指差し」



と、これも本人の学習の機会だと捉える人もいる。



・



上映がはじまった「映画」の



ストーリーは変えられないように、



「現実」って変えられない。



起きた出来事そのものは、



もう書き換えられない。



けれど、



気に入らないなら、



その映画を観続けるのは、やめてもいい。



「視方」を変える、というやり方で、



やめていい。



映画に没入しすぎて、



ストーリーをコントロールしようとしても、



それは、できない。



けれど、



どんなに激しい乱闘シーンがあっても、



映画が実際あなたに攻撃してくることはない。



だから、



どんなストーリーだったとしても、



「だいじょうぶ」。



ストーリーをコントロールしようとしたときは、



いま観ている映画を変えるとき。



・



そして、あの人に反応してしまうとき。



「あの人は、いま、どんな映画を選んで



見ているんだろう?」




こんな視点で観察しよう。



深刻なミステリー映画?



ホラー映画?



コメディ映画?



好みの映画が、一人ひとり異なるように。



私たちは一人ひとり、



みーんなちがう、それぞれの「現実」を見ている。



みんな、自分の見たいように



「現実」を視ているだけ。



それぞれの映画を、



それぞれの席で。

 

 

 

 

・

 

 

 

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