息子が幼稚園児だった頃のこと。
年少から年中、年中から年長に進級すると、
避けては通れない道があった。
それは、
誰もやりたがらない、けれど、
誰かがやらなければならないPTA役員の選出。
その幼稚園では、
立候補がなければ、
推薦で決める(推薦されたら、断れない)というルール。
カンのいいあなたは、もうお気づきかと思いますがw、
私は「役員」に推薦されたのです。
こんな風に、
幼稚園での、PTA役員選抜
パートナーからの、「ちょっとお願い」
職場での、「これ、○日までにお願い!」
「NO」とは言えず、
引き受けざるを得ない状況の気は進まない案件。
こういうのって、めちゃくちゃストレスじゃないですか?
なんで、また私なの?
ちょっと負担なんだけど、、
私だって、やることあるのに…!
頼まれた瞬間から、感情がわ〜っと湧き出てくる、
そんな時。
(断れる人は断っちゃってくださいw)
その「頼まれごと」のなかに、
あなたが得られる「メリット」や、
享受できる「貴重な時間・体験」は何か?を
ぐるっと一周眺めて、探すのです。
息子の幼稚園の「役員」に推薦されてすぐの頃の私は、
それがなかなかできませんでした。
2歳下の妹はまだ小さかったし、
ほかに、もっと自由に動ける人がいるじゃないか!
なんで、私なの?
え、、?もしかして、私、嫌われてるの?
とまでも、思ったりしていました😂
でも、ある程度、文句を出し切ったあと、
こんな風に考えられるようにもなったのです。
「役員」を引き受けなかったら、
・月に一度、園長先生とこんなに近い距離で話すこともできないよね
・園の仕組みや、考え方に関心をもつことって
息子のたのしい園生活を望むなら、大事なことだよね
そうやって、
感情の主導権を自分に戻してから、
引き受けることにしたのです。
どうせやるなら、
気持ちよくやりたいじゃない?
そして、「役員」を引き受けてみたら、
・事務連絡を理由に交流した園ママと仲良くなれた
・園側、ママ側からの相談を受けて信頼されるようになった
(最初から嫌われてなんていなかったw)
そんな風に、
「やってみてよかったな」と思える体験が、
ちゃんとありました。
もし、今あなたが
「ちょっと気が進まないな〜」って思っている頼まれごとがあったら、
その中に、
あなたにとっての
「メリット」や「貴重な時間・体験」——
「思いがけないギフト」が隠れていないか?
そんな視点で見つめ直してみたら、
今よりも、心が軽くなるかもしれません。