これは、ちょうど1年前、
Facebookに書いていた記事。
料理酒1本、きらしたことから始まった
自己対話。
記事が上がってきたのをたまたま読んだことにも
きっと何か理由があるのでしょう。
ここにも、置いておこう。
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・
・
〜復讐もしない・取引もしない
美談でもない、ザ・シンプルな日常〜
あ、、
もうあとホントにちょっとのとこなのにーー、、、
料理酒が
すんでのところでなくなった。
それは夕飯を作っていた時、
私はキッチンで
子供たちはそれぞれ自分のSwitchで
存分に「今」を楽しんでおられるところであった。
私は夕飯の後に
週に一度のヨガのレッスンの予定があって、
ヨガに間に合うように逆算して
夕飯を準備していた。
よって、あまりゆとりはなかった。
(時間的にも、精神的にも)
料理酒が必要になった私は、
「おねがいがあるんだけどー!」
と、
2Switchズに向け、声を張る。
(当然😂)
無反応である。
1Switch(兄)に向け、
「お酒なくなっちゃって、
買ってきてほしいんだけど。」
と、
近くまで行ってお願いする。
「えーーー😫」1Switch(兄)。
1more Switch(妹)にも
同じお願いをしてみる。
「やだー、ムリー」1more Switch(妹)。
・・・・・。
(なにこの反応、、、親の顔がみたいわ🤣)
「料理酒なくて困ってるの。
私、まだご飯作らなきゃだからさー。
コンビニでも売ってるから、
サッと行って買ってきてよー!」
苛立ち始める、私。
無反応、 Switchズ。
「この家族は、困ってる人を見過ごすのかー?
この家族は、協力ができないのかー?」
と、
叫んでみたところで
気分は一切よくならない⤵︎
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「OK、わかった、料理酒だね?
ママもヨガあるもんね。
すぐ買ってくるよ!」
Switchをサッと切り上げ、
10分以内に
私の希望したブツを買って帰ってくる、
イケメン息子。
まぁ、
これが私の脳内で所望した望み。
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現実は、
「俺、あと45分Switchやる時間あるから、、、」
であった。
私は、
チャリに乗ってコンビニに向かった。
外の空気は少しひんやりしていて、
きもちよかった。
料理酒は、
残り1本で(あぶないあぶない)、
だけど無事買えた。
これで、続きから作れるゾ☆
・
困っていたら助けてほしいけど、
望んだ通りにいかないこともある。
究極の大ピンチで無視されたわけでもない。
彼らは、
自分の好きに過ごす時間にいて、
「買いに行きません」
という選択・判断をしただけ。
・親が困っているのに
・親の頼み事を無視するなんて
・ゲームしてるんだったら
・私はみんなのご飯を作ってあげてるのに
・困ってる家族に協力もせず、ろくな子にならない
・もう高学年なのに、そんな手伝いもしないのか
・私の育て方、まずいのか、、
色々よぎった。
今までだったら、
家族が困ってるって時に
協力しない子供には、
「あっそうですか!わかった。
でも、私も次から困ってても
助けてあげない。
全部一人でやんなさいよっ!」
みたいなこと、
言ってたと思う。
たかが料理酒1本で、
復讐・取引・脅迫する女に、
簡単になった。
・
チャリで帰ると、
兄も妹も初めて顔を上げ、
私の帰宅を確認してた。
兄
「おかえり」
私
「ただいまー」。
夕飯時、
兄
「おいしいね、これ。
これに料理酒使ったの?」
私
「そうだよー」
兄
「買いに行かなくて、ごめんね」
妹
「おいしいね〜(モグモグ)」
正解なんて、
わからない。
親だったら
子だったら
「こうあるべき」って
緊張が走ってる食卓になるよりは、
今日の私の取った行動は
かつての私のやり方よりも、
ずっとずっと
気分がよかったなー
っていう料理酒のおはなし。
渦中にいる時は。
引いて引いて
引きの目で
上空から現場を眺め、
心地よさのある大地を探して
そこに向かって着陸するんだ。