シャバーサナ。



ヨガレッスンの最後の時間、

呼吸への意識も何もかも手放し、

ただそこに横たわる。


ただただ、そこに在る時間。


この時間が無限に続けばいいのに


と思いながら、


毎回そこで感じる感覚はちがっていて、

ちがうからこその、



生きてる



を感じられたりもする。



リーン


リーン



先生がやさしく鳴らす

シャバーサナが終わる合図。


先日のヨガのこと、


いつもとちがう耳に心地のいい合図の音がした。



なんかとっても響く、

すぅーっと奥まで沁み渡る

もう一回聴かせて、と思うような

大切ななつかしいことを思い出せそうな

やさしい音だった。



気になって

レッスン終わりに尋ねてみると、



「これ、528ヘルツに調合してもらったの」


と、

手のひらに乗せた

乳白色の石を見せてくれた。


寝ぼけ眼で、


へぇ


と言う私。



528ヘルツ


帰ってググる。


聴くだけで身体の不調を消していく愛の周波数。

528ヘルツには、

心身を安らぎモードに導く副交感神経に直接作用する音の要素が豊富に存在する、

らしい。


そんな周波数があるんだ



今日の病院の待ち時間に

外界のザワザワを遮断したくて

sportifyを立ち上げ

試しに


528


と検索かけてみたら


ズラーーー


と出てきた。





聴いてみると、

沁みる音色。

聴いているうちに、

不思議と、

外側へ向かう意識が

内側へと矢印の向きが変わる。

ねむくなる、とも言う…


知らなかった、528


自分に必要なことを、


知らないことって停滞で、

知ることって前進だなー



病院待合室で愛の周波数にチューニングできた話。