「性教育は3歳から10歳で行うべし!」
当時、息子は11歳を目前にしていた。
娘は8歳後半。
パンツの教室の体験会、初級講座に参加してみて感じたのは、
我が子たちよりも年齢の低いお子さんのお母さんの方が圧倒的多数。
(に見えた。なぜなら私が焦っているから余計にそう見えていたんだな…)
我が子に性の話を伝えたいけど、
どうやって教えたらいいのかわからない。
いちいち、はずかしさがある。
逃げたくもなる。
シングルマザーになり、
「男の子のことは、パパお願いね」
とも言えない。
昨春の
息子の質問を機に、
のじま先生の本を一気読み。
息子が
4度も同じ質問をしてくれて、
4度目にやっと
「いい質問だね…!」
と言えた私のことを息子はずっと待っててくれた。
行動だ。
私は即パンツの教室の体験会に参加して
インストラクターの望月京子さんに出会い、
「知識はお守り」という言葉をしっかり受け取った。
それからは、
伝えることのはずかしさはどんどん薄れていった。
子供たちに伝えれば伝えるほど、
命の大切さ、
あなたは愛されてここまできたんだってことを
素直に伝えられる自分に出会う。
「うまれてきてくれてありがとう」
何回言っても上限のないこのきもち。
子供たちに自然に伝えられることを
この上なくしあわせだと感じた。
と同時に、
逆に私、これ言われたことあったっけ…?
て、
薄暗い色をしてやってくるこのじめじめした問い。
本当は
私もそんな風に
親から伝えてほしかったんだって
うずくまっていた子供の頃の私にも出会う。
私もそんな風に言ってほしかったんだ。
性の話をもっと伝えてほしかったんだ。
責めるのではなくて、
そう思ってた私に気づいたよ。
それを自分の親にも伝えることもできた。
もういらなくなったぶ厚い何かが、
パラパラと壊れていく気がした。
性の教育に母として我が子と向き合っていたら、
知らないうちに
娘としての私の親子関係にも向き合うことになっていた。
実家に同居している私たちは、
性の話をオープンにすると決めた母としての私に、
祖父母がいる前で
息子が何のためらいもなく放つ性の質問に、
性の話がタブーで育った娘としての私が
瞬間凍結させられる事も何回かあった。
これはもう、
今世で私がクリアにしていく課題なんだな…
そう思ったら
もう堂々と答えられるようになった。
自分の大切な命、身体、こころ
相手の大切な命、身体、こころ
正しい知識を得ることで、
子供たちが自分で危険を回避する選択肢を見つけられる。
それを繰り返し伝えられ聴くことで、
自分のこと、相手のことを尊重する、
という選択肢をもつようになる。
“ 性の正しい知識を知っている。
それを伝えるスキル。”
我が子たちに伝えていくなかで、
まだまだわからないことも沢山ある。
まだまだ伝え残した思いや知識がある。
いつまでも彼らのそばに私は居られないから。
そして、そして、
我が子に性の話を明るく楽しく伝えられるお母さんが一人でも多く増えていってくれたら…
これは
世界をひっくり返せるくらいの
ものすごい愛のチカラになる❣️
その役割の一端を担うこと。
自分の限られた命の時間の中で
そのスキル、
その役割、
ほしい?
って問いかけたら、
答えは、
YES!
学ぶなら、
のじまなみ先生から直接。
今回、
講座受講にあたり私の想いを聴いた父が、
「応援するよ」
そう言って、
受講費用を援助してくれた。
色んな事が動きに動いてまず一歩。
私はパンツの教室インストラクター養成講座を受けることを決めたのだ。