令和を迎える直前に、

私の中に4月でありながら12月のような、

軽い年末感が訪れた。


だから、

もう着ないだろう私の服と、

サイズアウトした子供たちの服と、

もう必要なくなったおもちゃを

大きな袋3つにまとめて

リサイクルショップへ持っていった。


そして同タイミングで

届いていたマッサージボール。




もういらないってお肉をこれでほぐしてみる。

お尻がびっくりするくらい凝っていて

激痛。


リリース。


気になったから辞書を引いた。


解除、自由になる。

類義語がfreeなんだって。


クセになるようなほぐされている感じに、

朝起きてから、夜寝る前に、

すぐに私の習慣になった。


手の届かなかった肩甲骨や背面、足の裏、

お尻。


ゴリゴリ


凝り固まったものが確実にある、

その証拠です、と言わんばかりの音がする。

不要になったものは、どけてあげる。

カラダをもっと解放して、楽にしてあげる。


始めたばかりの頃、

自分がやわらかく、軽くなった気がして、

ちょっとキツめだったパンツを履いてみた。

変わらずキツめだった。

なんだ勘違いか。


だけど続けた。


お尻は蒙古斑が出来たみたいなアザがしばらく付いていた。


ほぐして、ゆるめて、

自分のカラダを大切に扱う。


自分に対しての


「ありがとう」


ココロの声が

しずかにやさしく奥深くから

聴こえるようになってきたのが

一番うれしいよ。