深夜2時、突然目が醒める。
寒いからでも、暑いからでも、
子供が布団からはみ出してるわけでも、
かかと落としを食らったわけでも、
なく。
ただ、私はいきなり目を開けた。
この漂う空気はいったいなんだ?
昨夜、とても久しぶりに母に話しかけた。
明日の予定がどうこうとかの事務的、
そんな話でもなく。
私、なんか最近思い出してきてる気がする。
自分の中でグワんグワ~と静かだけど、
確かに強いエネルギーで感じることがあって。
「気持ちを言葉にして伝える事」
って、
私の人生の中で何度も何度も、
キーワードとして浮かび上がってくるの。
時には節目に、どうしても譲れないものとして。
それは最初はいつ浮かび上がったのかは、
わかんない。
お父さんがお母さんにも、最初に言ったんでしょう?
「伝えなきゃ、気持ちは伝わらないから、言葉にして伝えあおう」って。
私も多分、それを大切にして生きてきてて、
多分じゃないわ、一番大切にしてて、
だからそれができなかった人とは
離婚したくらいだから。
失笑。
最近私、心の事を勉強してて、
そこにはつい最近知り合った人ばかりで、
だけど、そこには誰も相手をジャッジしない、
否定しないっていう絶対的な安心な場があってね。
そこに居ると、私の心は、活発に感じ始めて、
その感じたきもちをできるだけその感覚に合う言葉に置き換えたいって、
できれば伝えたいって、
願ってるのがわかる。
そういう状態の心でいることを、
私は時間を忘れて喜んでいるのもわかる。
それ、私の人生の使命に関係してる気がするんだ。
母は、だいたいはわかる、わかるって頷いて、
時々自分が言葉について学んだ事を、
話してくれた。
私は、
それが人生の仕事に、それがって言うのは、
「きもちを言葉に置き換えて、
その言葉を伝えることで、
やさしいきもちだったり、
パワーだったり、
立ち上がろうと思えたり、
誰かの進む何かにプラスに働きかけること」
みたいなね、漠然としてるんだけどね、
私の人生の仕事ってそこにものすごく関わっているんじゃないかって、
そう思えてきたの。
そんな話をした。
母は、わかるけど、それは自活していく何か(稼ぎ)になるのかしら、
みたいな反応を最後に見せて、
まぁいいやって私は思い、
そこから何となくお互いその場から散った。
そして夜中、なんかピーンと張る空気の中に
目が覚めた。
そして、こう思った。
私、何か大切な事を思い出し始めてる?