おはようございます。
紫風です。
月は山羊座にいます。
今日は効率よく行動したい日です。
計画的に動き、上手に休みましょう。
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それでは今日はファイナル・コンタクトについて、お伝えします。
ファイナル・コンタクト
未来予測法のひとつであるトランジット法は出生時のホロスコープ(出生図)と知りたい時刻の運行中の天体の配置を重ねていくものです。
トランジットの天体は出生図の天体のオーブ圏内に入ってきたときから、じわじわと効果を発揮しはじめます。
トランジットの天体と出生図の天体がオーブ0度の正確なアスペクトを形成することを『コンタクト』と呼び、多くの場合、正確なコンタクトのタイミングがもっとも強い影響があります。
ただ、運行中(トランジット)の天体は太陽と月以外は逆行しますよね。
逆行して、順行に戻りと、行きつ戻りつすることがあります。
そうして、逆行、順行を繰り返してオーブ圏内から完全にでるまでに、3回コンタクトすることがあるんです。
このような場合、最初のコンタクトがこの天体のトランジットが与える課題のきっかけへの気づきを与えます。
2回目のコンタクトがその認識のし直しです。
3回目のコンタクトがトドメのような強いインパクトを生じることがあります。
この最後のコンタクトを「ファイナル・コンタクト」と呼び、重視します。
例をあげてみますね。
現在土星は魚座で逆行しています。
例えば、魚座3度に太陽をもつ人がいるとします。
2023年4月5日〜14日に魚座3度付近を土星が順行していました。
これが1回目のコンタクトです。
2回目のコンタクトは2023年8月26日〜9月7日で、これは逆行期間にあたります。
逆行から順行に戻り、3回目のコンタクトを迎えます。
3回目のコンタクトは2023年12月30日〜2024年1月9日となります。
このようにトランジットの土星が順行、逆行を繰り返し、3回コンタクトすることになります。
さて、トランジットの天体の影響はファイナル・コンタクトのときがもっとも強い場合が多く、現実化が起こることが多いのですが、1回目、2回目でも影響を受けますし、現実化することももちろんあります。
ですので、トランジットの天体の影響を考えるとき、何回目のコンタクトなのかも意識してみることが大切です。
天文暦をお持ちの方は天体の順行や逆行の動きに注意することが重要になります。
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最後までお読みいただきありがとうございます
今日も良い日になりますように