人は、いつの頃からか、「鎧」をまといだす。
何も気にせずに無邪気に笑い、泣けるのは、
一体、何歳ぐらいまでなのだろう?
・「鎧」の重さに耐え切れず、外そうとし始める人。
・人生とはそういうものなんだ。と言い聞かせて、最後まで重苦しい鎧を纏い続ける人。
・体調を崩したり、突然、身に起きた出来事で、必然的に鎧を外さざるを得なくなった人。
色んな人がいるだろうが、
私は、「鎧」の重さに耐えることができなくなり、外そうとし始めた部類だ。
「鎧」の重さに耐えられなくなる頃には、鎧は、幾重にも重なっており、
一つずつ外すプロセスには、
自分自身に忍耐強く、そして、愛と思いやりを持って接することがとても大切である。
そして何より、自分を信じ続けること。
外すことが可能であることを。
鎧を身につけなくても、安心、安全で大丈夫であることを。
重っ苦しい鎧は脱ぎ捨て、
いつもまでも、
無邪気に泣いて、笑って、歌って、踊って・・・
ありのままの自分を、のびのびと表現しながら生きてゆきたい。
鎧を一つずつ外すプロセスさえも、
笑いながら、歌いながら、踊りながら、時には思いっきり泣いたりしながら、
一瞬一瞬を楽しんでゆけたらと願う。