ある日、
自分の生き方に「純粋さ」が感じられないことに気づかされた。
物事を選択する時の基準が、
「損か得か」
「お金になるのか、ならないのか」
「勝つか負けるか」
になっていたのだ。
もちろん、そのような基準を持つことを全否定する訳ではなく、
私の場合は、いびつに偏り過ぎてしまっていたのだ。
そのような基準で生きることが、当たり前になってしまっていて、
それのどこがいけないの?
そうやって生きてる人、たくさんいるじゃない。
そうでもしないと、この社会生きてゆけないわよ。
と、エゴはささやきかける。
が、
もし、他人が自分に対してそのような基準で接してきたら、
どんなふうに感じるだろう?
おそらく、怒りを覚えるだろう。
人間的にどうかと思う。と批判するだろう。
そんな人とは、関わりを持ちたくないと思うだろう。
損得勘定で引き合った関係は、
どこまでいっても損得勘定の関係でしかなく、
駆け引きで引き合った関係は、
どこまでいっても駆け引きを繰り広げる関係にしかならない。
職場の人間関係、
恋愛、結婚のパートナー、
家族との関係などなど
自分の人生のあらゆる側面において、
愛と信頼に満ちた世界で生きていたいのであれば、
まずは、自分の中の純真無垢さを取り戻すことが先決かも・・・と思う。