女性と漢方



最近、同年齢の友人や、あるいはまだ40代の若い方でも、更年期の症状について悩んでいる話を聞く機会が増えてきました。


更年期には女性の身体は大きく変化します。


漢方でいう腎が次第に弱まりはじめるのは35歳を過ぎる頃から。


また42歳頃からはホルモン分泌がさらに低下するため、心神の不安定が起こりがちになってきます。


閉経にはまだ間がありますが、いわゆるプレ更年期、プチ更年期などと言われる時期です。


自律神経の乱れにより、不眠が起こったり、疲れが取れない、イライラする、むくみや冷えが強くなる、頭痛など不定愁訴が増えるのがこのような時期です。


様々な症状がでるため、周りの人になかなか理解されにくく辛い思いをすることもあります。


このような不定愁訴の改善に向いているのが漢方薬です。


腎を補う働きのもの、あるいは体の傾向に合わせて症状を緩和する働きのものなどを服用していくことで次第に辛い症状が和らいでいきます。


老化は止めようもありませんが、そのスピードをゆるやかにすることで、加齢にともなうトラブルを軽減することができるのです。


また、心と身体は互いに影響しあうので、ストレスを溜めず明るい気持ちで過ごすことも症状を大きく左右する要素です。


年代的に人間関係の負担も大きい時期ですから、ストレスを軽くする工夫を積極的に取り入れ、自分の好きなことをする時間を確保したり、朝は早く起きて朝の光を浴びる、軽い運動を取り入れるなどもおすすめです。


また、香りのよい食べ物は気の流れを促しますし、好きな香りを身近に置くのも良いですね。



ご自分の身体にあった漢方薬を見つけて、なるべくなだらかなエイジングの坂道を選びたいものです。生活習慣も含めて工夫していきましょう。




文責 三宮店 大西

スター漢方薬局三宮店

📠 078-391-2663

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