最近見たパメラ・アンダーソンのニュース。
現在57歳の彼女は土星期に入ったかなと思いますが、ちょうど去年頃から今までの派手メイクをやめてすっぴんで公の場に出るようになりました。
派手に濃いメイクをしていた姿は自分が作り上げた“パメラ・アンダーソン像”で、現在故郷のカナダの田舎で自然と暮らすパメラ自身とはかけ離れているそう。
でも本来は主婦業やママでいることを楽しんでいるのが自分だったそうで、ようやく本来の自分を外に出せるようになったって感じでしょうか。
その自分自身で作り上げたパメラ・アンダーソンのイメージを断ち切るために、すっぴんでナチュラルな顔を公表するようにしたのだとか。
またインタビューで「自分が素晴らしい美女だと思ったことはないし、逆にちょっとおもしろい顔だと思う」という彼女は「歳を重ねることが楽しみ」だそうです。
周りがこぞってやっているようなボトックスやフィラーを入れることもしたくないんだとか。
土星期だし削ぎ落とすことに目が向いているのかなと思いました。
そんな彼女の土星は11ハウス・牡羊座にあります。
土星は1ハウスの太陽とスクエア、3ハウスの木星とトラインです。
1ハウスの太陽が表す自分自身は、パメラにとってはお仕事で見せていた姿を表していたのかもしれません。
1ハウスの太陽の方は自分ってどんな人なんだろうって思いがちなイメージですが、一生をかけて「自分」を作り上げていくのかなと思います。
パメラも、役者や歌手みたいに作品を売っているというかは、自分自身や姿、体そのものが売り物って感じなので、そういうのは1ハウスぽいのかなと思ったりします。アイコン的な感じでしょうか。
ただ自分の事を客観的に見れる視点がないと、自分て一体何だ?と思うのかなとも思う。
太陽と土星はスクエアなので、土星期の今はこれまで作ってきたイメージを壊したいと思うのかなと思いました。
土星は木星とトラインなので「別に完璧じゃなくて良いし、別に人がどう思ってもいいや」っていうおおらかさ?みたいなものがあるのかなと思ったり。
牡羊座の土星っていうのも生まれたままのナチュラルさって感じがするなと思います。
ちなみに4ハウスに金星があるので、派手派手な見た目とか仕事とに反して、やっぱり家庭や家族を大切にしているんだろうし、そこに楽しみや喜びがある人なんだろうなと思いました。
記事にも子どもたちは、家庭的な母親像をパメラに見てきたのに、世間ではプレイボーイの表紙をやっている人という全然違うイメージでしかパメラを見ていないことに傷ついていた、とありました。
ハリウッドの方々はだいたい皆さんボトックス入れすぎ、唇も膨らませすぎて大変な事になってたりしますが、それだけ美へのプレッシャーが強いんだろうなとも思うし、若い頃と比べられたりするとますます若さへの執着になるのかなと思います。
それでなくともフィルターや加工することが主流の世の中で、パメラが自然に歳を重ねた姿(過去にもちろん色々やってるとは思いますが)で外に出てくれるのは、新しい価値観だなと思います。
これぞアイコンとしての1ハウス太陽的なことなのでしょうか。自分が自分らしくありたい、本来の自分でいたいってことが1ハウスのテーマであるとすれば、土星の影響を受けて1ハウスの太陽らしさが出てきているんだろうかと思いました。