今日は坂口恭平さんの「生きのびるための事務」というコミックエッセイ本を読んだのでそれについてです気づき

 

坂口恭平さんは以前のとある講座で2ハウス太陽の人として紹介されていたことがあって、出生時間わかる方なんだなぁ、とうっすら思ってたんですが、今回調べたらネットに書いてありました。

 

すると6ハウスに火星(ノーアス)

生きのびるための事務、というなんとも積極的な6ハウス的タイトルになるほどなぁ、と思いました。

 

 

 

 

 

私はこの本を読んで何となく2−6−10ハウスのつながりを考えました。

 

坂口さんにとって事務とは、徹底して目に見える化すること(スケジュールやお金等)

夢ばっかり言っている自分にツッコミを入れ、とにかくどのように現実化するかというやり方のことです。

全ての創造的な活動の下には必ず事務があり、無計画に好きなことだけやっても生きていけない、でも具体的にすればそんなに難しいことではないということを教えてくれるような本でした。

 

好きなこととかこだわりは2ハウス(例えば書くことが好き)、肩書や評価は10ハウス(作家になって芥川賞受賞)って感じのことは誰もが思うことかもしれませんが、じゃあ「どうやって、どれくらい、何をいつまでにするの?」っていう6ハウス的なところがすっぽり抜けている人が多いのかなと思います。

 

そのために簡単に言えば自分の理想のスケジュールを考え、それをやるだけ。どこでどれだけのお金を稼ぐかを細かく考えて、ただやるだけ。

私が書くとそりゃそうだろ、っていうようなことになってしまって全然「へぇ」とはならないので、興味のある方は読んでみてください。

 

 

 

 

あとそうだよなって思ったのは自己肯定感だとか自己否定とか無意味だって言うことです。

 

うまくいかなかったら自己否定をする方は私も含め多いですが、「自分なんて・・・」っていう己の能力を責めるのではなく、ただやり方が間違ってるんだっていうふうに考えるということ。

逆にうまくいっても、自己肯定する必要もなく、ただこのやり方があっていたんだって考えるっていうふうにできると、いちいち自分の能力がどうちゃらこうちゃらで落ち込まないですむんじゃないかと思います。

 

 

才能とか言うととんでもない資質なんじゃないかと考えたりしますが、本の中では「いつまでもすきなことを続けられる能力」が才能なのだとありました。

そしてそれを続けて食べていくには評価が必要。

その評価を作り出すためのやり方を考えるのが事務。

そしてその毎日の事務でいくらでも才能は捏造できるのだ、ともありました。

 

例としてゴッホは才能はあったけど、生きている間に評価はなかったという話もありました。

評価がなかったからと言って、ゴッホは才能がなかったってことではないので、そこは別物なのだということ。

じゃあこの才能が生きている間にどうやれば評価に繋がったかはやり方次第なんだと思います。

 

そう思うと2ハウス的な能力、10ハウスの評価と一緒にあるものが6ハウスの事務なんだなぁと思い、ぐるぐる循環するトラインの関係性ってことに納得しました。

 

お金は別のことで稼ぐから別に評価はいらないと思うならばそれでも良くて、とにかく自分の考えを目に見える化することが大事だよな、と思うなどしました。私なんて全部がぼんやりしちゃってますので。