先日の講座でバケット型ホロスコープの例としてあがっていたイーロン・マスク。

水瓶座の火星がシングルトンになっていて、火星移住を目指しているってそのまんますぎですね。

 

イーロン・マスクの星を見る

 

 

 

南アフリカで生まれたイーロンはそこでは壮絶ないじめにあったり、家族からの愛情を十分に受けられず、1人でSFや読書にのめり込み、独学でプログラミングを学んだそうです。

そこからカナダやアメリカの大学で学ぶうちに起業家として目覚めたのだ、という話がありました。

 

これはアストロマップを見る案件だな、と思ったので、イーロン・マスクのアストロマップを見てみたいと思います。

 

 

 南アフリカ・プレトリア

 

 

 

 

出身地の南アフリカ・プレトリアには水星・ASCラインがあり、少し離れていますが太陽・ASCラインも通っています。

 

ネイタルで水星がアセンダントにコンジャンクションしているので、まあ当然そうなるんだと思いますが、アウトオブバウンズしている水星の力を活かせる場所ですね。

 

あんまり楽しい記憶がなさそうな場所ではありますが、その分1人でいる時間が多く、思考したり、読書をしたり、プログラミングを学ぶなど、水星の知的好奇心を存分に使用したことが後に繋がっていくのだろうかと思います。

 

またハードアスペクトを見ると、キロンとASCのスクエアのラインがちょうどプレトリアを通っています。

キロンを傷とも言われますが、コンプレックスだと思います。

特にここでは自分をうまく表現する場所がなくて、心の傷みたいなものができやすい経験をしただろうし、人と自分を比べてコンプレックスを抱くことが多かったのかもしれません。

 

 

 カナダ・オンタリオ州・キングストン

 

 

 

 

母親がカナダ国籍ということで、カナダに移住したイーロン。

はじめは西のブリティッシュコロンビア州にいたそうですが、19歳でオンタリオ州のクイーンズ大学に入学したそう。

そこで弟とともに沢山の起業家に会い、ここからより多くの可能性を求めてアメリカ移住を目指すそうです。

 

講座でははじめから大都市に行ってアイビーリーグ系の大学に行くのではなく、こういう小さな大学に行ったことでのびのびと過ごすことができたのが彼にとっては良かったんじゃないか、という話がありました。

 

ここには金星・ASCのセクスタイルラインがあります。

キロンとASCのスクエアがヒットしていた故郷よりは絶対的にのびのびと楽しく過ごせそうな場所ではないかと思います。

 

 

 アメリカ・ペンシルベニア州・フィラデルフィア

 

 

 

 

奨学金を受け、21歳でペンシルベニア大学で経済学と物理学を学びます。

経済学と物理学のダブルメジャーは完全に起業する気でしかない、と講座では話がありましたので、ここではもう起業家を目指して学んでいこうと意欲があったようです。

 

ここも引き続き金星・ASCのセクスタイルラインが通っています。

 

 

 アメリカ・カリフォルニア州・スタンフォード

 

 

 

 

24歳でスタンフォード大学の大学院へ入学。スタンフォード大学を2日で退学?して起業することを決意していくようですが、ここは木星・MCラインが通るエリアです。

IT産業やベンチャー企業家といえばのシリコンバレーエリアはまさにイーロン・マスクにとっては社会的な成功が見込めるエリアであったんだなと思います。

 

天王星・ASCのトラインや、冥王星・ASCのトラインのラインも近くにあります。

彼の独創性や風変わりなところも生かしやすいのかもしれません。

「本当に画期的なことなんてこれまでほとんどないのだ」と発言しているので、とにかく画期的な人が思いつかないことをしたいんだろうと思います。

 

元々破滅型思考というかやるかやらないか、みたいな究極の感じもあるのかなと思いますし、火星移住という壮大過ぎる計画も冥王星ぽいのかなぁ?と思います。めっちゃよく働くっていうのも冥王星ぽいのでしょうか。

そういう力がより良い方向に増すのがこのエリアなんだろうか、と思いました。