4月10日ごろ、トランジットの火星と土星が魚座でコンジャンクションしていました。
その時期に何があったのかニュースをまとめてくれていたので、それを今日は書きたいと思います。
火星と土星のコンジャンクション(両方とも古典で言えばマレフィック(凶星)は約2年に一度起きます。
その前の火星・土星合は、2022年4月(水瓶座22度)、2020年3月(水瓶座0度)でどちらも水瓶座サインで起きています。
この頃はコロナという空気を介した病気が蔓延していましたが、特に2020年3月はNYがロックダウンしたときと同じ時期でした。
今回は魚座でのコンジャンクション。
動画の中では、昨年12月の予想で水の事故や汚染水の問題が起きるのではないか、というようことを話していました。
実際にどんなニュースがあったでしょうか。
コンジャンクションになった4月10日、アメリカでは初の国家的飲料水規制が発表されました。
アメリカでは、水道水の45%に基準を超える有毒な化学物質PFAS(ピーファス:「永遠の化学物質」と呼ばれる自然で分解されない有毒物質)が含まれており、これが体内に蓄積することで肝臓へのダメージやがんのリスクが増大するそうです。
ピーファスはフライパンや化粧品、シャンプーなど日常のあらゆるものに含まれているそうで、これ抜きで生活することは難しいというぐらい、日常に溢れているそう。
今回の規制では水道水に含まれるPFASをほぼゼロにするということですが、全米の水道システムを大幅に変更する莫大な費用など問題は山積みそうです。
NYは特にだと思いますが、アメリカは水道管の老朽化がすごいと思うので全部を変えるとなると相当な費用と時間がかかりそうです。しかも当然ですが、そのコストを捻出するために各地の水道代が上がるかもしれません。
まあ問題は色々ありますが、こういった規制ができたということは良いことかもしれません。
また、一週間後の17日、テキサス州の下水処理施設をロシアのハッカー集団が攻撃したというニュースもありました。
また11日にはカザフスタンとロシアで大洪水が起きています。
これはロシアのウラル山脈からカザフスタンを通ってカスピ海に注ぐウラル川が雪解けのために増水し、堤防が決壊したというもの。
これによって10万人以上の人々が避難生活を強いられているそうです。
そして16日は、ドバイで過去75年で最大の降雨量があったというニュース。
たった12時間で1年分の雨が降ったということでした。
というわけで、このように水に関連するニュースは特にたくさんありました。
水関係のニュース以外では、4月10日にアリゾナ州が中絶を禁止する160年前の法律を有効とした、というニュースがありました。
これの解釈がちょっとむずかしいのですが、火星×土星なので行動の制限や締付けっていう意味でしょうか。
動画では魚座で金星がエグザルテーション(高揚)なので、女性の権利というところが締め付けにあうっていうような感じで話されていました。
これに関しては、5月2日に無効化されています。
中絶禁止の法律の話は特に今年は選挙イヤーなので話題になりそうですが、キリスト教ではない私からしたらこんな法律本当に意味不明です。
アリゾナでは無効化されましたが、アイダホ州では中絶のために州を移動することすらも禁止するようです・・・うーむ。
というわけで、魚座での火星と土星のコンジャンクションのニュースでした。