1月15日はマーティン・ルーサー・キングJr、もといキング牧師のお誕生日でアメリカでは祝日でした。
人の誕生日が祝日になっているのは日本では天皇陛下だけだと思いますが、アメリカではキング牧師(1月第3月曜日)と初代大統領ジョージ・ワシントン(2月第3月曜日)の2名です。
キング牧師の日は祝日ではありますが、本来は休む日ではなく、地域の奉仕活動に参加するなど「国をあげてボランティア活動を推奨する日」だそうです。
Day Off (休日)ではなくDay on(活動する日)らしい・・・
そんなことはつゆ知らずうっかり休んでしまいました
キング牧師の出生時間は昼の12時ぴったりとなっています。
ソースは母親の発言みたいなので(astro databankより)本当にちょうど12時かどうか信憑性が不明ですが、Astro Goldのサンプルにも入ってるのでまあそういうこととしたいと思います。
土星・木星・海王星でグランドトラインがあります。
木星は善意や精神性、海王星は大きな夢や集合無意識、土星は規律や法制度だと思うと人種差別の撤廃という夢を憲法で保証してほしいという公民権運動を表しているような気がします。
土星は火星とオポジションで、月を頂点にTスクエアです。
火星はアウトオブバンズしているので、非常に働き者でタフ、悪く出れば怒りやすかったり攻撃的だったりするかもしれません。
ただ土星とオポジションなので、その力を経験から上手くコントロールできていたのかもしれません。
キング牧師はガンディーの影響を受けて、非暴力を徹底していました。
非暴力=無抵抗ということではなく、争点を暴力にずらさないという強い信念をもとにしており、彼は非常に戦略的だったといいます。
ただ暴力で向かってくる相手に非暴力で返すっていうのは相当忍耐力や訓練の必要なことだろうと思います。
スピーチで有名なキング牧師ですが、そのスピーチ能力が暴力を使わずに言葉で人をまとめた彼の最大の強みでしょうか。
水星は10ハウス・水瓶座でノーアスペクト。
スピーチの内容は自由と平等、人権意識で、差別が横行する社会のシステムから一歩飛び出したいという内容は水瓶座ぽいと思います。
また「私には夢がある」の夢は9ハウス的でもあり、11ハウス的でもあると思います。
キング牧師の太陽は9ハウス(ほぼMCに合)、水星は10ハウス、チャートルーラーの金星は11ハウスで、3天体ともノーアスペクトです。
金星のノーアスも彼自身に非常に魅力があったってことにもなるでしょうか。
それぞれが独自に働いているようでうまくすべてが融合していますね。
冒頭にも書きましたが、キング牧師の日は本来は地域のボランティアを推奨する日です。
その真意とは、個人をエンパワーメントし、コミュニティを強化し、社会問題を解決するというキング牧師のビジョンを体現しようということ。
「1人1人が意見を持ち、愛あるコミュニティを形成し、一緒に問題を解決していく」という彼のビジョンはすごくこれからの時代に学べることかもしれません。
偶然ですが、冥王星が再び水瓶座に入るという今日にキング牧師の教えを多少学べてよかったのかな、と個人的には思いました