先日、ホイットニー・ヒューストンの1991年のスーパーボウルでの国歌斉唱を聞いてめちゃくちゃ感動しました。

そこから20回以上これを見てそこから友人におすすめされたホイットニーの映画も見ました。

 

 

 

湾岸戦争にアメリカが突入した10日後のパフォーマンス

何だか複雑な気持ちにはなりますが、社会情勢は別として、素晴らしい歌声過ぎて感動しました

(これが歴代1位の国歌斉唱だと言われていると知らなかったです)

 

 

というわけで、絶賛ホイットニーのことを知りたいキャンペーン中なので星を見てみたいと思います。

 

※ちなみに解釈は全てホイットニーの人生におけるものなので、それが全員に当てはまるってことではないのでご了承くださいませ。

(こういう有名な人の人生は激しいから一般の人のそれとはまた別なところもあると思います)

 

 

 

 

太陽は6ハウスで金星とコンジャンクション太陽と土星はオポジションです。

 

ホイットニーは昔からシンガーだった母親から厳しく歌のトレーニングをされて育ったそうです。

母親も有名な歌手だそうですが、メインにはなれなかった人らしく、その分期待を全てホイットニーにかけていた典型的なステージママなのかなと思います。

 

また黒人であるからこそ、白人のマナーを身に着けなければいけないという両親の考えのもとに白人ばかりの全寮制の学校に入っていたそう。

 

しかしシンガーとして成功するに連れて、黒人コミュニティからは「白人すぎる」というブーイングを受けたり、

「白人マーケットに身を売った裏切り者」だと揶揄されていたそうです。

 

(日本で言えば関西の芸人が東京に染まりすぎてキモいって言われるようなものでしょうか・・・

昔宮迫さんがかっこつけて?、標準語を喋ってると「は?」と思ってしまう私の気持ちっていうか・・ちょっと違うか)

 

 

 

 

 

映画でも描かれてましたが、のちの夫のボビー・ブラウンと出会った授賞式で、ホイットニーだけ大ブーイングを受けていました。

それでも行儀よく、問題がないかのように振る舞わないといけなかったというホイットニー・・・

 

このことがホイットニーを非常に深く傷つけ、後にドラッグ過剰摂取の発端になったと言われています。

12ハウスの土星が太陽の真向かいにいるので、見えない人(メディアや聴衆)から圧を感じやすかったかもしれませんし、何となく不安を感じやすい人だったのかもしれません。

 

親の期待、人種を超えた存在になることなどたくさんのプレッシャーの中で自分の形を合わせていったのは6ハウス的なのかもしれません。

 

また本当はバイセクシュアルで、長年一緒にいた女性がいましたがそこも世間の目を気にした親からの反対を受けたり、本当の自分でいることを許されたなかったというのもあります。

 

でも太陽は1ハウスの木星とトラインなので本来は大らかで明るいキャラクターだったのではないかな、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

映画の中ではスーパーボウルの国歌斉唱の衣装にドレスではなくトラックスーツを選び、その理由として「本当の自分でいたい」と話していました。

 

デビュー前のホイットニーはボーイッシュな服装で髪も短かったのに、みんなからプリンセスになれと言われて服装から何から自分らしさをもつことができなかったんだろうなと思います。

(それが有名人であるゆえの犠牲の部分なんだとおもいますが・・ホイットニーも映画でたくさんのことを諦めてきたと話していました)

 

 

常にパーフェクトな自分、アメリカ中に愛される自分を演じることに苦しんで逃げた先が、幼い時から周りにあったというドラッグ。

6ハウスの太陽と金星は8ハウスの海王星とスクエアです。

 

ホイットニーは家族や親戚に著名な歌手が多いため、芸術的才能を引き継いでいるとも思います。

ただ周りの兄弟からすすめられて10歳からドラッグを始めていたと言われているのも、8ハウス海王星ぽいことなのでしょうか。

(ドラッグは当時から地域によっては普通にあったことみたいなので、ホイットニーだけが特別そういう環境にいたわけではないのかもしれないです)

 

 

 

 

 

ディセンダント付近には水星・冥王星、ちょっと離れて天王星があります。

水星は兄弟も表しますし、仕事上のパートナー的な人も表すと思います。

冥王星は逆らえない人が周りにいるという印象。

 

兄弟はほぼドラッグ中毒者だったみたいですが、ホイットニーのボディガードみたいな感じで常に回りにいたそう。

父親はホイットニーの全てを判断し、彼女のお金を使いまくっていた人(映画では死の直前までホイットニーからカネを取ろうとしていた)

映画でも結構怖い存在として描かれてたので冥王星っぽいです。

 

ホイットニーのプロデューサーでレコード会社社長のクライヴ・デイヴィス(ビジネスパートナー:水星)だけが良き友人で理解者だったのかなと思います。

彼もバイセクシュアルだったということが映画でも暗に描かれてたし、そういう意味でもホイットニーをよく理解してくれた存在だと思います。

 

すごく周りに人が多く、そのために働いていたというのも6ハウスの太陽っぽいし、ディセンダントに諸々集まっている天体ぽいことかもしれません。

 

水星と冥王星がコンジャンクションなのは彼女の技術を突き詰める徹底性にあったのかな、とも思います。

 

 

 

 

 

金星が太陽にくっついていますが、ホイットニーはその美貌で当初はモデルとしても活躍していました。

ただ純粋に歌で評価されたいとも思っていたようです(悩みっていろんな種類があるんですね)

 

人の期待や要求に応えながらも自分の存在を確立して、スーパースターになったホイットニーの6ハウスは獅子座でした。

 

映画ではクライヴ・デイヴィスに「どんな曲をやりたい?どんな歌が好き?」と聞かれたら、「Great Big Songs」と答えていました。

偉大で大きな曲、バカでかいとか大げさな、っていう意味もありそうですが、とにかく壮大ですごい!て思われる曲ってことなんでしょうか(語彙不足)

 

それも獅子座の太陽と金星ぽい発言なのかなと思いました。

 

 

 

 

 

 

アセンダントが魚座チャートルーラーは8ハウス海王星です。

ゴスペルとか宗教音楽が原点と考えると魚座のアセンダントぽいですね。

 

受け継いだ芸術的才能を生かして、努力して自分を律して、求められる役割を十分にこなしてのスーパースターの地位だと思います。

ただプレッシャーや抑圧感が大きすぎて、海王星のスクエアの反動が良くない形で出てきてしまったのかもしれません。

 

魚座のサブルーラーは木星なので、もっと気楽に大らかな自分を出せれば良かったのかもしれません。

もしくはもっと法律を遵守する的な気持ちを持てればよかったのか・・・?(そういうことじゃないか)

ちょっとそこはわかりません。

 

意外と168センチしかなかったみたいですが、印象としてはすごく大きいイメージなのは(私だけ?)木星1ハウスぽいのかもしれません。

 

ホイットニーが黒人・白人の垣根を超えて大スターになったおかげで、ビヨンセなど後に続く黒人アーティストの道を開いたとも言われています。

言い方は良くないけど、自分を犠牲にしてまで人種の隙間を埋めていったという功績は6ハウスぽいことではないかとも感じました。

 

 

長くなった・・・・

というわけで、ホイットニー・ヒューストンのネイタルチャートでしたマイク気づき