お亡くなりになられた上岡龍太郎さんと占い師に関する記事が出ていました。
この記事の中で、幼い頃に病気を患っていた母のもとに霊媒師や霊能者を自称する人たちが押し寄せたが、誰も病気を治すことはできなかったという理由からオカルト的なことに嫌悪感を覚えていた、という内容がありました。
ただ街などで活動する占い師は社会に必要な仕事であると認めていたそうで、それで救われる人がいるなら占いに頼ることは間違いではないと考えていたようです。
また
彼が許せなかったのは、占いそのものではなく、社会的影響力のあるテレビで占い師がなんの科学的な根拠もないことを、まるで確実に起きる真実であるかのように軽々と語ることです。発言の真意や影響を検証せずにテレビで垂れ流すことは、社会的に危険だと警鐘を鳴らしていました。
いやこれはもうそうですよね。
病気を治せるとかって群がってきたり、弱みにつけ込んだり、求められてもないことを押し付けて金儲けをしようとしたり、人を怖がらせて餌食にしようとするようなやつがいるから占い自体が怪しまれます。
本当に占いを勉強してたら押し付けることはできないと思うし、求められてないことをやろうとは思いません。
絶対にこうなります!って声高に言うのも、他の可能性を考えられない=勉強してないから幅がないからじゃない?って思ったりします。
もちろんこうだろうな、って確実に言えることはあると思うのですが、求められてない事を言いまくるっていう時点で占い師としてはだめだろうと思います。
その人がどうしたいのかを聞いて、可能性や選択肢を与えたり、時には希望を持ってもらえることで現実的に行動できる後押しができるのが自分が考える1番いい占いの使い方だと思います。
「こうなります」って言われても、なんでそう言われたのかを自分で考ることが大切だし、言う方も言われたほうが考えられる余白を与えないい方をするのはちょっとなぁ・・
もちろん私が未熟だからそんなにはっきり言えないっていうのもありますが。
ブログとか読んでてもなんでこんなよく分からんことを真実かのように言ってるんだろう?って疑問に思う人がたまにいます。
そしてそれを信じちゃう人がいるんだもんなぁ・・公害ですね
自分で考えること・行動することが前提で、プラス占いで希望と行動の指針みたいなものをもらえるのがやはり理想的だと思います