今日は、文化村ドゥマゴパリで、3年ぶりの再会を果たしました。
3年前にご縁をいただいたその日は、あいにくの雨。シトシト降る雨の中、渋谷文化村にあるドゥマゴパリで対面鑑定。
日展にも出展するほどのキャリアと才能を秘めた女性彫刻家の相談は、芸術家という垣根を越えた、女性という性を意識しつつも、だれもが抱える熱い想いを秘めたものでした。
陰陽という意味では、初対面の印象は陰。
ですから、3年ぶりの今日、最初はわからなかったのです。別人の様な明るく華やかなオーラは、この数年の歩みから、彼女が達観し乗り越えた自信と大らかさに満ち溢れていました。
とはいえ、事前に観た運気の印象は、今年2月からの突然の試練に心を痛めているだろうと言うこと。だけれど、これが夏以降に、新しい局面を迎えて、更には運の良いサイクルに入って行くというものでした。
過去10年、積み重ねられた成長過程は終わりを迎えようとしています。そして、これまで葛藤の中で注いできた作品、生き方が、自然と恵みに変わって行くタイミング。
人間的な深みを身にまとい、新しい基軸を掴む前の再会でした。
この人の生み出す作品は、驚くほど優しく、確かな経験と技術に裏打ちされた揺るぎないもの。
いつか、きちんとご紹介したい彫刻家です。
彼女から言われた一言
「静祥さんに会うと、幸せオーラをいただく。不幸な人や苦労している人は意地悪。心の余裕がないから、そういう人に鑑定して貰うのは嫌ですから」
笑顔は自分も他者にも、明るさと希望の架け橋。
本当は辛いだろう心情を何とか立て直そうとしている気持ちをヒシヒシと感じながら、それでも前を向いてあるき出そうとしているこの女性に、心からのエールを。
運気は優しく微笑み始めています。