こちらの記事に続く、第2回目の神戸七福神めぐりに選んだ場所は毘沙門天担当の「湊川神社」です。

 

湊川神社と言えば、神戸のデート&お買い物スポットであるハーバーランドからそう遠くないところに位置している大きな神社であり、私は「近くを通る」ということだけは生まれてからの間たくさんしてきましたが、実際にちゃんと参拝するようになったのは2022年です。

 

それまでの私にとっての湊川神社の印象は「なんかここにでっかい神社がある」くらいで、その門をくぐることもなく、正直なところ神戸市民でありながらどんな神様が祀られているか、ということすら知らなかったのです。

 

2022年に、あるお医者さんの誤診により神戸の大学病院に何度か通わなければいけなかったときに近くにあったこの湊川神社とのご縁ができました。

 

お医者さんの誤診により難病の可能性を指摘され怖い思いをしましたが、結果的に専門のお医者さんから診ると笑ってしまうような誤診(よくある症状の一つ)で、せっかくだからついでに他に異常がないかの検査して帰っとく?みたいな若いお医者さんのノリに合わせてしまい、多分しなくてもよかったんじゃないかと思うような検査を数週間の間にいくつか受けることになり、その期間に湊川神社の参拝をしていました。

 

 

祀られているのは楠公さんの愛称で親しまれる南北朝時代の武将、楠木正成公です。

 

2022年と言えば大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が始まり、鎌倉時代がフィーチャーされていたときでもあり、それもあって呼ばれたのかなぁ?とも感じますが、私自身は楠公さんとのご縁を特に感じないんですよね(^_^;)

 

神社から感じる波動的にもなんだかあまり自分にはピンと来ない(神社とのご縁を強く感じない)のが正直なところ・・・

 

 

湊川神社の門

 

湊川神社の門

 

めざせ!世界ふれあい街歩き的な動画・・・笑

 

 

茅の輪くぐり(2周目のところから撮影してます)

 

ピンと来ないと感じている神社なのに、図々しくも夏越の祓えの茅の輪くぐりをさせていただきました。笑

 

そう、せっかくだから茅の輪くぐりをできるところに参拝したくて、湊川神社を選んだのです。

 

半年間の穢れを祓ってもらったので、下半期も頑張りたいと思います✨

 

 

茅の輪くぐりが終わり、神戸七福神めぐりで毘沙門天を担当しているくらいだからどこかに毘沙門さまがいるのかなぁと探してみたのですが、どこにもいない!

 

神社で毘沙門さまを探すよりも、そもそもなぜ湊川神社が七福神めぐりで毘沙門天を担当しているのかを疑問に持たなければいけなかったようです。

 

その答えは御朱印でいただいた資料のなかにあり、楠木正成は毘沙門天の申し子とされ、幼名も毘沙門天の別称「多聞天」にあやかって多聞と名付けられたそうで、毘沙門天の化身のような存在とされているようです。

 

なるほど〜という感じ。

 

前回の須磨寺は福禄寿尊担当で、なぜ福禄寿尊を須磨寺が担当しているのか全然見えてこなかったので、今回もテキトーな感じなのかなと思ったけど、ちゃんとしたエピソードがあった!笑

 

神戸七福神めぐりの御朱印 毘沙門天@湊川神社

 

 

ちょこっとインド旅、インドカレー茶屋にきるにて

 

インドカレー茶屋にきるで食べたコフタカレーとエビのビリヤニ

 

デザートのシュリカンド

 

 

神戸七福神めぐり「毘沙門天@湊川神社」を無事終えたあとは、遅めのランチをしました。

 

場所は以前、大学病院に通っていたときに訪れたことのある湊川神社近くの「インドカレー茶屋にきる」です。

 

毘沙門さまはインドの神様だし、インドカレーをいただかなくちゃね〜。

 

こじんまりとしたお店ですが、カレーの種類は豊富で、今回パートナーと私が選んだのは今までに食べたことのないコフタカレーとエビのビリヤニでした。

 

にきるのコフタカレーはベジカレーで、インド風の野菜コロッケが入ったカレーでした。

 

ビリヤニはインドの炊き込みご飯みたいな感じで、一度は食べてみたかったものです。

 

デザートのシュリカンドはカルダモンを使った水切りしたヨーグルトで家で作ってみたことはあったけどお店でいただくのは初めてでした。

 

なかなか普段食べることのない料理をいただけて、インド気分を満喫できました。

 

 

インド音楽のレコード

 

 

お店の壁にはインド音楽のレコードが飾られていました。

 

にきるのご主人にレコードのことを尋ねると、インドの民族楽器シタールの音色が好きで、なかでもニキルさんというシタール奏者が大好きというお話を聞かせてもらいました。

 

にきるというお店の名前も、シタール奏者のニキルさんからいただいた名前なのだそうです。

 

パートナーが聞き上手だからなのか、それとも雰囲気がインドを放浪したことありそうだからなのか(笑)、そこからたっぷり色々な話を聞かせていただき、お店でレコードもかけていただいて、すっかりインドを旅したような気持ちになりました。

 

気軽に入れて種類豊富なインド料理がいただけるのでまたいつか食べにいきたいです。

 

こうして湊川の地にお気に入りのお店ができるということは、湊川神社とAoiのご縁もそう離れてはいないのかもしれませんね。笑

 

というより、ご縁というものは過去のつながりからくるものもありますが、愛で繋がるということができれば新たなご縁を自ら結んでいくことは可能ということですね。

 

 

 

聖なるものと俗なるもの、モトコーくぐり

 

シャッター街になっているモトコーを歩く

 

色んなところを散策した一日でしたが、夜はシャッター街のようになってるモトコー(元町高架下商店街)を歩きました。

 

生まれも育ちも神戸の私ですが、モトコーを歩くのはなんとこの日が初めてでした!

 

戦後の闇市がルーツと言われるモトコーは日本一長い高架下商店街なのだそうですが、再開発したいJR西日本側と立ち退きを拒否する店舗との間で今も話し合いが続いている状態で、リニューアルされている区画とシャッター街の状態のままの区画とがあります。

 

 

モトコーミュージアムいつか行ってみたいな

 

 

パートナーに活気があった時代の話を聞きながら、その時代にここを歩いてみたかったなぁと思いました。

 

 

神聖な茅の輪をくぐって穢れを祓った日に、ディープな俗世界を端から端までくぐり抜けて、逆茅の輪くぐりをしたような気分です。笑

 

モトコーとの思い出を持たない私ですが神戸に生まれ育ち神戸を愛する者として、この地で育まれてきたもの、この地にしかないような味わいがちゃんと評価されながら、調和的な解決に向かうことをぼんやりと願っていました。

 

 

 

神戸 八宮神社 小さな茅の輪

 

モトコーをくぐり抜けて帰りの駅に向かうとそこには行ったことのない神社があり、小さな茅の輪がお出迎えしてくれました。

 

湊川神社では自分のために、八宮神社ではモトコーのために茅の輪をくぐりました。

 

というのは冗談ですが笑、過去の全てを大切に抱きしめてあげながら、新しい自分、新しい神戸に向かっていくことを願いたいなと思ったのでした。

 

 

ただの思いつきで始めた神戸七福神めぐりですが、今まで知らなかった神戸を知るきっかけにもなっていて楽しいです。

 

次はどこへ行こうか未定ですが、次回もお楽しみに

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

🌿記事に無条件の愛のヒーリングを流しています🌿