この空は必ず故郷とつながっている
どこかで聞いた言葉だとしても
今の自分の支えには違いない
そう思って歩みを進めた
思い通りにならない
あまりに思い通りにならないことに
逆に驚く
よくもまあこれほどまで思いと逆に逆に…
できるものだなあ…
ほんとに確率なのか
ほんとにプラマイゼロなのか
今の自分には信じられない
よくもまあこれだけ次から次へと
試練を並べられるものだなあ
これでは耐えきれない者もでるだろう
それは彼らのせいなのか
俺はどこまで耐えられて
どうなってしまうのか
わからないまま
空の向こうを見つめていた
明日の辛さを忘れる為に酔い
小雨の中に灰色の空を見上げた
7月とは思えない程の雨の冷たさに
少し酔いがさめる
今こうして酔っていられる幸せを感じつつ
明日を考えることが恐ろしい不幸も感じる
また灰色の空を見上げた
そこにはただ灰色があるだけで
何の答えも書いてはいない
冷たい小雨はいつしかやんだ
明日の恐怖は残ったままだ
とりあえず受け入れるしかないのだろう
近所の家々を見渡してみる
灰色の空に問いかけた
この生き地獄は自分だけなのか
この試練はいつまで続くのか
空は黙って見下ろしている
小雨の中に灰色の空を見上げた
7月とは思えない程の雨の冷たさに
少し酔いがさめる
今こうして酔っていられる幸せを感じつつ
明日を考えることが恐ろしい不幸も感じる
また灰色の空を見上げた
そこにはただ灰色があるだけで
何の答えも書いてはいない
冷たい小雨はいつしかやんだ
明日の恐怖は残ったままだ
とりあえず受け入れるしかないのだろう
近所の家々を見渡してみる
灰色の空に問いかけた
この生き地獄は自分だけなのか
この試練はいつまで続くのか
空は黙って見下ろしている
二階建ての借家が建ち並ぶ住宅地
そんな中の一軒の小さな庭で
今日も貴重な休日を過ごす
こんな庭で過ごす者は珍しい
故郷の海も見えず
遥かな山も見えない
住宅の屋根に切り取られた
小さな空が唯一の景色
そんなささやかな庭だけど
今の自分 の唯一の居場所
砂漠の中の小さな泉
ここにいるしかない
空しか見えない丘の上
その小さな庭には
今日も風が吹いていて
行き場の無い旅人が
黙って風に吹かれている
そんな中の一軒の小さな庭で
今日も貴重な休日を過ごす
こんな庭で過ごす者は珍しい
故郷の海も見えず
遥かな山も見えない
住宅の屋根に切り取られた
小さな空が唯一の景色
そんなささやかな庭だけど
今の自分 の唯一の居場所
砂漠の中の小さな泉
ここにいるしかない
空しか見えない丘の上
その小さな庭には
今日も風が吹いていて
行き場の無い旅人が
黙って風に吹かれている
故郷を離れて遥かな時が過ぎた
ここには希望と未来を持ってきた
若さを使うには適していた
その結果はどうだったのか
思い通りだったのか
生活を築き
見た目はなんとかそこそこか…
だけど正解だったのか…
月日が経ち
若さが消え
残ったものは
祭りの跡
夢の跡
夢から覚めて考えた
俺は何を騒いでいたんだろう
何にこだわっていたんだろう
灯りが消え
店が閉じた
祭りの跡にたたずんで
遥かな故郷を強く想う
ここには希望と未来を持ってきた
若さを使うには適していた
その結果はどうだったのか
思い通りだったのか
生活を築き
見た目はなんとかそこそこか…
だけど正解だったのか…
月日が経ち
若さが消え
残ったものは
祭りの跡
夢の跡
夢から覚めて考えた
俺は何を騒いでいたんだろう
何にこだわっていたんだろう
灯りが消え
店が閉じた
祭りの跡にたたずんで
遥かな故郷を強く想う
夜風に吹かれて夜道を歩く
梅雨明け前の初夏の風が強く吹く
生ぬるく湿った風が強く吹く
その中を漂うように歩く
とても心地良い
重い足取りを風が運んでくれる
重い心を舞上げて
空の彼方に吹き飛ばしてほしい
空の彼方に吹き飛びたい
このまま何処かへ
いつまでも風に吹かれていたい
そんな夜だった
梅雨明け前の初夏の風が強く吹く
生ぬるく湿った風が強く吹く
その中を漂うように歩く
とても心地良い
重い足取りを風が運んでくれる
重い心を舞上げて
空の彼方に吹き飛ばしてほしい
空の彼方に吹き飛びたい
このまま何処かへ
いつまでも風に吹かれていたい
そんな夜だった
窓の外の闇に流れる雨音
冷や汗をかきながら聞く
押し寄せてくる不安
耐え切れなくなる
思わず見る窓の外
何も見えるはずもなく
闇の中に響く雨音
鼓動は早まる…
この苦痛は何なのか
この世界に適してないから なのか
苦しくても
逃れる術はなく
適していなくても
この世界に
しがみつくしかない
冷や汗をかきながら聞く
押し寄せてくる不安
耐え切れなくなる
思わず見る窓の外
何も見えるはずもなく
闇の中に響く雨音
鼓動は早まる…
この苦痛は何なのか
この世界に適してないから なのか
苦しくても
逃れる術はなく
適していなくても
この世界に
しがみつくしかない
梅雨の薄曇りが空を覆う
時より雲間から初夏の日差しが照りつける
日差しはこの身を焼こうとする
そして時より吹く風が冷やしてくれる
そんなことを繰り返す休日の昼の庭先
そっとグラスにワインを注ぐ
近所から聞こえてくるにぎやかな声
開け放された窓から流れるピアノの音
アゲハチョウが訪れて去っていく
全てをしっかり感じようと思う
大人になってからは見過ごしていた
普通の日常の景色
忙しさにかき消されていたこと
今はしっかり受け止めたい
時より雲間から初夏の日差しが照りつける
日差しはこの身を焼こうとする
そして時より吹く風が冷やしてくれる
そんなことを繰り返す休日の昼の庭先
そっとグラスにワインを注ぐ
近所から聞こえてくるにぎやかな声
開け放された窓から流れるピアノの音
アゲハチョウが訪れて去っていく
全てをしっかり感じようと思う
大人になってからは見過ごしていた
普通の日常の景色
忙しさにかき消されていたこと
今はしっかり受け止めたい
昼間の蒸し暑さと気軽さは
西の空に沈み
夕食後の一時を小さな庭で過ごす
まだ青さの残る夜空には
薄雲が張り
星はほとんど輝いていない
窓から漏れる部屋の灯りがまぶしい
そんな薄暗い庭で
不安の足音に聞き耳を立てている
また来るのかと思うと術中にはまる
だから気にしないふりをする
多くの家では楽しい一時を
過ごしていることだろう
だけど俺は外で恐怖とにらめっこ
馬鹿げて見えても俺は真剣
いつの間にか空は黒色を増し
星が俺を見下ろしていた
それでもまだ恐怖とにらみ合い
何も出来ず考えられず
今日もまた過ぎゆく貴重な時間
これがこの世界の道理なのか
この世界の為に俺は努力してきたのか
これが俺の生きる世界なのか
思わず見上げた夜空には
変わらず星が輝いていた
西の空に沈み
夕食後の一時を小さな庭で過ごす
まだ青さの残る夜空には
薄雲が張り
星はほとんど輝いていない
窓から漏れる部屋の灯りがまぶしい
そんな薄暗い庭で
不安の足音に聞き耳を立てている
また来るのかと思うと術中にはまる
だから気にしないふりをする
多くの家では楽しい一時を
過ごしていることだろう
だけど俺は外で恐怖とにらめっこ
馬鹿げて見えても俺は真剣
いつの間にか空は黒色を増し
星が俺を見下ろしていた
それでもまだ恐怖とにらみ合い
何も出来ず考えられず
今日もまた過ぎゆく貴重な時間
これがこの世界の道理なのか
この世界の為に俺は努力してきたのか
これが俺の生きる世界なのか
思わず見上げた夜空には
変わらず星が輝いていた
土曜の夜
多くの人が心躍る夜
君は友人達と食事会
楽しんでいるだろうか
降り続ける雨を吹き飛ばすくらいに
楽しんでいるだろうか
そして同じ雨が降りしきる時
簡単な食事を済ませ
ベッドの上で苦しみもがく僕がいる
君は想像できるだろうか
だけど
僕が苦しむ理由を君は知っている
だからこそ
こんな日は側にいて欲しかった
子供には見せられない苦しむ姿
だから独りで部屋でのたうち回る
寂しく孤独な戦い
いつ終わるかわからない苦しみ
早く帰って来てくれ…
冷や汗をかき
倍量の薬を飲み
今夜の戦いはひとまず終わり
誰にも知られぬまま終わり
苦しみ疲れて
貴重な夜は更けていき
君はまだ帰って来ない
多くの人が心躍る夜
君は友人達と食事会
楽しんでいるだろうか
降り続ける雨を吹き飛ばすくらいに
楽しんでいるだろうか
そして同じ雨が降りしきる時
簡単な食事を済ませ
ベッドの上で苦しみもがく僕がいる
君は想像できるだろうか
だけど
僕が苦しむ理由を君は知っている
だからこそ
こんな日は側にいて欲しかった
子供には見せられない苦しむ姿
だから独りで部屋でのたうち回る
寂しく孤独な戦い
いつ終わるかわからない苦しみ
早く帰って来てくれ…
冷や汗をかき
倍量の薬を飲み
今夜の戦いはひとまず終わり
誰にも知られぬまま終わり
苦しみ疲れて
貴重な夜は更けていき
君はまだ帰って来ない
今日はゆっくりできるはずだった
実際特に何事も無かった
だけどいつの間にか時間は過ぎ
小雨は外をただ降り続け
虚しさと焦りの中
ついに恐怖がやって来た
この苦しみと不安は何なのか
何故自分を襲い続けるのか
わからぬまま
ただ打ちひしがれていく
自我を失いそうな感覚の中
こんな日がいつまで続くのか
いつまで耐えればいいのか
ただそれだけを考えた
苦痛の中にあってもなお
時間は無情に過ぎていく
実際特に何事も無かった
だけどいつの間にか時間は過ぎ
小雨は外をただ降り続け
虚しさと焦りの中
ついに恐怖がやって来た
この苦しみと不安は何なのか
何故自分を襲い続けるのか
わからぬまま
ただ打ちひしがれていく
自我を失いそうな感覚の中
こんな日がいつまで続くのか
いつまで耐えればいいのか
ただそれだけを考えた
苦痛の中にあってもなお
時間は無情に過ぎていく