星降る夜の浜辺でのひとりごと -4ページ目

星降る夜の浜辺でのひとりごと

うつ病患者かわ本音をそのまま詩にぶつけて叫びます。
幻想的なノスタルジジアを求めた詩を書くことも・・。

すっかり冷え切った外の闇
部屋の中で服を着込む
ふるえる…寒さのせいじゃなく
日曜の夜のいつものことだ
明日の恐怖にふるえている
明日の希望は外の闇に消えた
楽観できない期待できない
そういう病気だと思っている
俺の箱に残るのは希望ではなく恐怖
その恐怖にふるえている
半年以上前のやはりまだ寒い夜
俺はひたすら闇の中を歩いた
夏を挟み再び寒さが訪れて来た
俺はもう闇の中には飛び出さない
無駄だとわかったから
気は晴れず解決もしない
どうしていいかどうしたいのか
それすらわからず
時が過ぎるのを眠くなるのを
ただ待っている
何をしても集中できない楽しめない
これは何という難行か苦行か
いつまで耐えたら終わりますか
人生をあきらめるまで続きますか
答えはいつも返ってこない
そしてまた時は過ぎ行く
全く遠慮なく過ぎ行く
冷たい雨がしとしと降る
大事な休日を埋め尽くすように
仕方なく部屋でワインを口にする
日常の苦痛から逃げ出したくて
だけど酒の効果は無い
最初からわかってはいた
だけど飲むしかなかった
他にどうしたら良いのか
恐らく誰にも答えは出せない
だから自分で受け止める
ふと思い出される子供の頃
一瞬心がなごんだ
物事は受けとめ方しだい
ものは考えよう
そうだろうか
そうは思えない
確かに幸福は存在した
受けとめ方なんて関係無かった
では今はどこに行ったのか
窓の外の曇り空に問いかけた
ただ冷たい雨が降り続けるだけで
やがて再び空を覆う闇を
ただ待つしかなかった
早めに起きて準備を整えた
今日という日を大事にするため
それからずっと無駄なく無駄なく
色々やったやってみた
計画通りにやってみた
悔いなく過ごすために
不安を消すために
そうして日が暮れ夜が来た
不安は充実によって消されたか?
無駄なく充実していたはずだが
相変わらず不安は横たわり
明日の恐怖が近づいて来ていた
作戦通りにやったけど
結果は思い通りにはいかず
不安も恐怖も消えず
何もしなかった時と変わらない
やはり何をしたかではないのか
何をしても変えられないのか
結局またじっと耐え
恐怖をそのまま受け入れる
そうなってしまうのか
こうなっては残る手はただ一つ
全てを捨てて逃げ出すこと
自分の築き上げた全てを捨てる
これが恐怖から逃げるための大いなる代償
故郷を離れて20年かけて築いた
時間と努力の結晶
これを全て捨てられるだろうか
自分の若さをつぎ込んだ半生を
捨てられるだろうか
だが決断の時は近いのかも知れない
平日は
僕が帰宅する少し前に
君は眠ってしまう
休日は
僕が話したくても
君はゲームとテレビに夢中
そんなことを繰り返して
君の毎日はどんどん過ぎていく
君はそれで満足なのかな
毎日をただ食いつぶしている
君はそれでいいのかな
では僕はどうなのか
ゲームもやらずテレビも見ないけど
同じように毎日がどんどん過ぎていく
食いつぶしていることに変わりはない
君はいちいちそれを気にせず
僕はいちいちそれを気にする
僕はため息をつく
君は笑っている
同じように毎日を食いつぶしても
この違いは何なんだろう
どっちが賢いのかな
ほんと自分を笑ってしまうけど
それでも繰り返す毎日に振り回されて
またため息をついてしまう
今日という時間がまた終わって行く
何ができたんだろう
何かをしたのは確かだけど
それで良かったのかどうか
いつものことだがわからない
自分にわからなくて他の誰がわかるのか
満足できたか
満足ではない
だけど無駄にもしなかったはず
ならばこれでいいのか
なにも得なかったとしても
これでもいいのか
ただ生きただけだとしても
それでもいいのか
1日が終わっていく
無限の中の1日に過ぎなかった
あの遠い昔とは違い
貴重な1日1日になってしまった

さあどうしよう
ついに1日が終わってしまった
明日はまた日常に追われて
考える暇もなく
過ぎ去っていく
いいのかどうかも
考える暇もなく
過ぎ去っていく
外を台風が通過している
外の騒々しさとは対照的に
早くも静まり返った家の中
明日に備えるためとは言え
寝静まるにはちと早いはず
だけど俺は貴重な休日の夜を
また独りっきりで過ごすはめに
気が弱っていると
とても心細くなる
だけど家族にさえ伝わらない
せめて眠くなるまでは
楽しく語り合えたなら
どれだけ救われることだろう
気が弱っていると
孤独は恐怖でさえある
そして耐えきれず
また薬に手が出る
誰にも知られず
どうにもならない
孤独な夜の戦い
家の外では台風が荒れ狂い
家の中では恐怖が荒れ狂う
この狂気じみた精神的苦痛に耐えながら
無情にどんどん過ぎゆく時間
こんな時間を過ごしているのは
俺以外にいるんだろうか
休日の夜にただ
苦痛に耐えている
冷や汗をかきながら
ただ耐えている
こんな人生もあるんだな
窓の外の騒々しさを気にしながら
心の中でつぶやいた
起きたときから降り続く雨
休日だけど誰もいない家
さびしくなって窓を開けた
雨音が流れ込んできた
静かな部屋に音が生まれ
それを聞きながら
アイスコーヒーを飲む
だけど
ただそれだけしかできない
埋めることのできない虚しさをもてあます
何をしたいのか
何をすべきなのか
わからぬままに時は過ぎ
雨音は流れ続ける
人生は可能性が無限大で
先は見えないくらい遥か遠くへ続いていた
不安などどこにもなかった
自信はいくらでもわいてきた
そんな若さの輝きを身にまとっていたあの頃
架空の冒険にあこがれ
入道雲の向こうに天空の城を夢見た
そしてまた架空の世界の君に想いをよせた
やはり君は万能で家庭的でもあり
優しくて強くそして可憐だった
現実でもどこかにいそうに思えた
いても相手にされないだろうが
それでも心の中でひっそりと
君と天空の城を
探し続けた19才のあの頃
あの頃の気持ちは今でも忘れていない
まだ人生は無限大だったあの頃
俺は1000年後の架空の世界の君に
あこがれていた
手紙を出すことも会うこともできないのに
必死にあこがれた
君は同い年の17才
君は万能で強く優しく
そして僕より大人だった
君のような人が現実にいるのかはわからない
現実にいたとしても
僕は相手にされないかもしれない
それでもどこかで出会えることを夢見た
架空の世界には行けないけど
何ができるわけでも
何かをするわけでもなかったけど
若い心の内に君へのあこがれを
そっとしまっていた
君がまたネットカフェに行ってしまい
夜にひとり取り残されてしまった
俺はひとりで途方に暮れる
この時間をどう使おうか
ため息をついて時計を見る
何もしなくても時間は過ぎ
どうしていいかわからない
何もしたくなく
何も出来ない
何かすべきだと思うけど
答えは見つからず
時は過ぎて行く
毎週こんな事を繰り返している
毎週同じように苦しんでいる
いつまで続くのか
いつまで耐えればいいのか
俺しだいなのか
こんなものなのか
これでもいいのか
踊り狂う心痛の中
疑問が渦巻いていく