建物の影に日が隠れ
ぼんやりした青色の空
冷たい風が窓を叩く
電気もつけない部屋で
窓の外を眺め
家族の帰りを独りで待つ
だけど昨日の孤独感の代わりに
今日は充実感がある
不思議だ
何をしても満たされなかった昨日の自分
今日の自分と同じはず
だけど今日は友と思い切り話せた
人の力がこの世では
こんなにも大きいなんて…
歳を取るにつれて
貫禄がつき
落ち着いてくると思ってた
だけど実際は
だんだん気が小さくなり
だんだん心細くなってきた
家族が寝静まる深夜は
なおさら心細い
たまらなくなると
外に出ることもあるが
軽い眠気がある時は
わざわざ寒空の下に出ず
眠れるまでベッドで耐える
誰にも頼れないけど
耐えるしかない深夜
貫禄がつき
落ち着いてくると思ってた
だけど実際は
だんだん気が小さくなり
だんだん心細くなってきた
家族が寝静まる深夜は
なおさら心細い
たまらなくなると
外に出ることもあるが
軽い眠気がある時は
わざわざ寒空の下に出ず
眠れるまでベッドで耐える
誰にも頼れないけど
耐えるしかない深夜
灰色の空は青色に変わり
日の光が斜めに射し込んでいる
良く言えば何とか無事に日が暮れようとしている
だけど充実していたかと言うと
答えに困る
少なくとも自分にとって
何かに熱中することは
ろくでもない事を考えない為の
大いなる気の紛らわしに過ぎず
そして充実とは
自己満足を意味する
「せっかくだから
楽しまなくちゃ損…」
ほんとにそうなのかな?
誰も出せない答えを
未だに探し続けている
日の光が斜めに射し込んでいる
良く言えば何とか無事に日が暮れようとしている
だけど充実していたかと言うと
答えに困る
少なくとも自分にとって
何かに熱中することは
ろくでもない事を考えない為の
大いなる気の紛らわしに過ぎず
そして充実とは
自己満足を意味する
「せっかくだから
楽しまなくちゃ損…」
ほんとにそうなのかな?
誰も出せない答えを
未だに探し続けている
何の楽しみも予定もなく
なんとなく起きた休日の朝
窓の外に広がる灰色の空
しとしと降り続ける雨
ため息をつく・・・
それでも今この瞬間に
苦しんでいる人はいる
俺にもそういう日があった・・・
だから
ただ部屋にいられるだけで
幸せを感じるべきなのだろう
ただ時間が過ぎることを
それを見守れる今を
噛み締めるべきなのだろう
それでも
ため息がまたひとつ・・・
心は弱音を吐き続ける
冷たい雨が降り注ぐ中
傘を立ててヨロヨロと
駅に向かう
乗り込んだ電車の中は
ドアが開く度に
押しくらまんじゅう
押さ れて泣くな…
押されて泣きたい…
ガタガタと音をたてる
電車の窓に
雨は吹き付ける
降りた駅では
冷たいシャワーがお出迎え
闇の中に揺れる街灯
シャワーの中をヨロヨロ歩く
見上げる空を覆う雨雲
星の光は届かない
心の中にも届かない
傘を立ててヨロヨロと
駅に向かう
乗り込んだ電車の中は
ドアが開く度に
押しくらまんじゅう
押さ れて泣くな…
押されて泣きたい…
ガタガタと音をたてる
電車の窓に
雨は吹き付ける
降りた駅では
冷たいシャワーがお出迎え
闇の中に揺れる街灯
シャワーの中をヨロヨロ歩く
見上げる空を覆う雨雲
星の光は届かない
心の中にも届かない
終業時間
急ぎ足で駅に向かい
電車に乗る
乗り換え駅で降り
次の電車のホームを急ぐ
空席を見つけ
倒れ込むようにすわる
家路を急ぐのは
楽しみがあるからじゃなく
ただ逃げたいから…
駅に着く度に
ドアが開閉し
アナウンスが流れる
そしてまた車窓を
街の灯りが流れる
苦しみと恐怖は
いつも側にいる
喜びはどこにいる?
この電車は
逃げ切れるのか?
この俺は
逃げ切れるのか?
幸せに向かってますように…
明日に向かってますように…
ふらふらしながら
祈り続ける
急ぎ足で駅に向かい
電車に乗る
乗り換え駅で降り
次の電車のホームを急ぐ
空席を見つけ
倒れ込むようにすわる
家路を急ぐのは
楽しみがあるからじゃなく
ただ逃げたいから…
駅に着く度に
ドアが開閉し
アナウンスが流れる
そしてまた車窓を
街の灯りが流れる
苦しみと恐怖は
いつも側にいる
喜びはどこにいる?
この電車は
逃げ切れるのか?
この俺は
逃げ切れるのか?
幸せに向かってますように…
明日に向かってますように…
ふらふらしながら
祈り続ける
まだ世間知らずだったあの頃
名も知らない小さな喫茶店にいた
コーヒーの香りが漂い
会話が音楽のように静かに奏でられ
夕焼けの光に照らされた
そんな空間に
ただゆっくりと時間が流れた
とてもやさしい時間だった
時間の流れそのものを楽しんだ
こんな時間は二度と無いかも知れない
そう思うほど贅沢な時間だった
そして予想通り
そんな時間は流れなくなった
自分が世間を歩き始めて
時間の流れは激流になった
激流の中で
何度でも思い出すあの時間
激流の中で
何度でも願う
もう一度あの時間が流れることを
高校の部活は地学部だった
なんとな~く部活に入り
なんとな~く部室に行ってた
何をやってるのかもわかってなく
女子が何名いるのかも知らなかった
そしてなんとな~く夏の合宿に参加した
やっぱり何をするかもわからずに・・・
行ってみたら女子高との合同合宿
今思えば
絵に描いたような青春の一場面
しかし
ニキビ顔の俺は全く興味無く
発掘作業をしながら
ただ時間が過ぎるのを待っていた
プロレスの技とか何が最強とか
そんな幼稚なことだけ考えていた
合宿後
あっけな~く幽霊部員化した俺は
いつの間にか帰宅部になっていた
夕方のアニメを楽しみに
放課後とっとと帰ってた
そうやって俺の青春の3年間は
あっけな~く過ぎ去った
なんとな~く部活に入り
なんとな~く部室に行ってた
何をやってるのかもわかってなく
女子が何名いるのかも知らなかった
そしてなんとな~く夏の合宿に参加した
やっぱり何をするかもわからずに・・・
行ってみたら女子高との合同合宿
今思えば
絵に描いたような青春の一場面
しかし
ニキビ顔の俺は全く興味無く
発掘作業をしながら
ただ時間が過ぎるのを待っていた
プロレスの技とか何が最強とか
そんな幼稚なことだけ考えていた
合宿後
あっけな~く幽霊部員化した俺は
いつの間にか帰宅部になっていた
夕方のアニメを楽しみに
放課後とっとと帰ってた
そうやって俺の青春の3年間は
あっけな~く過ぎ去った
夜の散歩は
実は学生の時から好きだった
やはり落ち着かない夜もあったのだろう
静まり返った住宅街の路地を歩いた
あの静けさと
街灯の光
屋根と屋根との間に広がる星空
たまらなかった
そのまま海まで歩き
砂浜に出た
誰もいない砂浜で寝転んだ
波の音を聞きながら
空いっぱいの星のきらめきを見つめた
あの時の透明な気持ち
空の果てまで広がっていた
実は学生の時から好きだった
やはり落ち着かない夜もあったのだろう
静まり返った住宅街の路地を歩いた
あの静けさと
街灯の光
屋根と屋根との間に広がる星空
たまらなかった
そのまま海まで歩き
砂浜に出た
誰もいない砂浜で寝転んだ
波の音を聞きながら
空いっぱいの星のきらめきを見つめた
あの時の透明な気持ち
空の果てまで広がっていた
初夏のある日
研究室の仲間で大盛りランチを食べた
そのあとみんなで海に行った
研究室では学生は院生の下につく
だから決定権は無く
発言は控えめにした
だけどさわやかな海の風が心地よく
穏やかな気持ちで水平線をながめられた
クリスマスイブ
先輩たちと男だけで深夜の校門前を歩いた
後を歩くだけだったけど
楽しかった
思えばこういう気持ちのそばに
小さな幸せがあったと思う
彼らみんなに感謝したい
気付くのに時間がかかり過ぎたけど・・・
研究室の仲間で大盛りランチを食べた
そのあとみんなで海に行った
研究室では学生は院生の下につく
だから決定権は無く
発言は控えめにした
だけどさわやかな海の風が心地よく
穏やかな気持ちで水平線をながめられた
クリスマスイブ
先輩たちと男だけで深夜の校門前を歩いた
後を歩くだけだったけど
楽しかった
思えばこういう気持ちのそばに
小さな幸せがあったと思う
彼らみんなに感謝したい
気付くのに時間がかかり過ぎたけど・・・