「神は、乗り越えられる試練しか与えない」
私が
13トリソミーの赤ちゃんを
中期中絶したときに
かけられた言葉です。
とても悲しくなった
言葉でもあります...
私が13トリソミー天使ママになった
経緯はコチラです
はぁ？という感じでした。
皆さん
善意から慰めの言葉を
かけてくれます。
「神は、乗り越えられる試練しか与えない」
この言葉も
もちろん良かれと思って
かけてくれました。
でも何で、私だけがこんな思いを...？
としか思えなかったです。
この言葉の真意。
この言葉は
聖書からの出典ですが
正確に訳すと
下記の通りだそうです
「神は真実である。あなたがたを耐えられないような試練に会わせることはないばかりか、試練と同時に、それに耐えられるように、逃れる道も備えて下さるのである」
（新約聖書・コリントの信徒への第一の手紙 10章13節）
なんか印象が
だいぶ違いますね
逃れる道もあるよ
と言ってるけど...
なぜか
「神は、乗り越えられる試練しか与えない」
だけが独り歩きしてしまい
苦境におられる方には
なんとも
手厳しい言葉に
なってしますね
試練なんて乗り越えなくてもいい
世の中には
乗り越えられない試練もあります。
例えば
病気になって
余命４か月と宣言されて
闘病の末
お亡くなりになってしまったら
あの人は
「試練を乗り越えられなかった！」
と後ろ指を
差されるのでしょうか...？
あまりにも
ひどいのではないでしょうか
例えば
試練という壁を
正攻法で
乗り越えようとしなくても
脇道からスルッと通り抜けたり
ヘリコプターで飛び越えたり
地面を掘って
抜け穴を作ってみたり
試練を抜ける方法は
いくらでもあると思います。
試練なんて
乗り越えるべきものだ
というのは
誰が言ったのでしょうか？
試練なんて乗り越える必要なんて
ないのです。
試練を乗り越えなくても
ママになれます。
私はそう思っています。
ブログの読者様は
心優しい方ばかりですので
ついつい他人の言うことを
誠実に
受け取ってしまいがちですが
どうぞ
そんな言葉に惑わされ
不用意にご自身を
傷つけることが
ございませんように...
本日も最後まで
お読み頂きありがとうございました
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