「母親になって後悔している」
という本を読みました
ここに
不妊治療が辛いヒントが
見つかるかもしれないと
思ったからです
ネタバレになる部分も
あるかと思いますので
ご了承頂ける方のみ
お進みくださいませ~
わたしが
13トリソミー天使ママになった
経緯はコチラになります
「母親になって後悔している」
という本は
イスラエルの社会学者の方によって
書かれました
イスラエルでは
子供を3人産んで一人前だそうで
そんな中
「私は子供を産みません!」
と堂々と言ってのけた
強者の女性です
イスラエルでは兵役制度もあり
立地面や宗教上の理由から
「産めよ増やせよ」というプレッシャーが
日本よりもある国だと思うのですが
その中で
自分の意見をハッキリと言うのは
勇気あるなぁと思いました
下手したら
非国民だと捉えられかねませんし
殺人予告など受け取りそうですよね
神の教えに背いていそうです...
それでも
自分の意思を曲げず
母親になったことを後悔している
女性を中心に
調査した結果と考察を書いています
《ここから感想です》
どの国でも女性は大変だ
という印象を受けました
「西洋社会では、男性は育児にあまり参加せず、女性に負担が強いられている...」
という文章を読んだ時
「いやいや東洋もですよ~」
とツッコミたくなりました。
西洋では
男性が育児に
積極的に参加しているようなイメージが
あったのですが
違ったのでしょうか...??
そして
女として生まれたら
必然的に母になる
という法則が存在するのは
どこの国も一緒みたいです
この法則だけなら良かったのですが
やっかいなことに
近代に入って
自由意志なる思想が生まれてしまった
※外的な強制・支配を受けず
自発的に行為を選択することのできる意志のこと
結果
女性の生き方の選択肢は
一見増えたようにみえる
そして
ライフイベントごとに
あたかも女性自身が選択して
人生を送っているかのようにみえる
しかし、実際は
社会が提示した選択肢しか選択できず
そのレールから逸脱したものは
異質扱いされる
どういう意味かといいますと
たとえば
男女平等に教育を受け
自分の選択で未来を切り拓く的な
教育を受けてきたと思いますが
人生の岐路に立つとき
だいたいステレオタイプの
選択肢しか残されていない
適齢期になれば
「結婚しないの?」と周りは言い
結婚して子供がいなければ
「どっか身体悪いの?」と言われる
「子供が欲しくない...」なんて
口走ったときには
ちょっと変人扱いされる
下手すると
「後悔するよー」
なんて言葉のナイフが飛んでくる
だから
はぐれ狼にならないように
社会に従う
人間は帰属意識というのがあり
そこから、はじかれるのを恐れるからです
本人は怖れから
無意識的に選択しているのにもかかわらず
周囲は
自由意志で母になった
と思っている
だから
「母親になって後悔している」
なんて言おうものなら
袋叩きにあう...
自分で望んだ結果でしょ
何言ってるのと
これは不妊治療にも
当てはまると思いました
自由意志で
不妊治療していると思っているけれど
なんらかの見えざる手によって
行動させられている
外野が
「妊孕力にはリミットがある!」
「子供がいない人生は後悔する!」
と女性にプレッシャーをかけ
熟考する機会を与えず
不妊治療へと駆り立てる
見えざる手の存在が隠されているから
訳も分からず
ただただ、苦しくなってしまう
最も
印象的だったのは
出産能力は
女性の本質であり
“宿命”と言っていたことです
これを見て、私は
宿命にブン回されていたのか...
と腑に落ちました
言われてみればナルホドですが
“女性という宿命”
そんなものがあるなんて
気づきませんでした
しかし
得体のしれない何かに
ブン回されていたのではない
とわかってスッキリしました
読み終わって...
私は
本当の自由意志というものを獲得して欲しい
とブログを通して
伝えたいのだと気づきました
不変とされる価値観や考え方に
ヒビを入れたい
そして自らの意志で
・子供を望む未来
・子供を望まない未来
どちらでもいいので
心から本当に望む未来というのを
掴みとって欲しいと思うのです
過度な罪悪感に悩まされたこと
不妊治療に長年費やしてしまったこと
私のように遠回りをして欲しくない
ホントただそれだけです...
老婆心なのかもしれませんが
そう思った本でした
本日も
最後までお読みいただき
ありがとうございました




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