1個以上の
胚を移植するなんて
双子育児当事者からしたら
狂気の沙汰だと思っていました
しかし
複数胚移植しないと着床しない
というケースがあると聞き...
それについて
素人ですが考えてみました
我が家は
単一胚の移植の結果
双子になりました
多胎は
早産の確率が5割と
言われており
※私の産院では8割と言われました
虐待死の発生は
単胎児の2~4倍と言われております
Googleで
「双子,育児」と入れると
次に出てくるキーワードは
辛い、壮絶、死にたい...
と出てきます
そんな時
複数胚移植の話を聞いて
「絶対やめた方がいい!」と
思ってしまうのですが
調べてみると
単一胚では着床しない
というケースがあるそうです
また
不妊治療が保険適用となりました
保険適用では胚移植の回数制限があり
(年齢により異なります)
それにより2個移植の増加を
もたらしているそうです
私も
妊娠できるなら
双子でも三つ子でもなんでもいい!
とにかく妊娠!!!!
と思っていましたので
気持ちはメチャクチャ分かります...
しかし
それは若干、危険な考え方でもあります
というのは
多胎妊娠というのは
胎児へのリスクも大きいですが
妊婦さん自身のリスクも
非常に大きいのです
死に至る場合もあります...
しかし
妊娠しないよりは
子供を授かる方が
私は絶対いいと思います
ならば
多胎妊娠の注意点を
先にお伝えしておけば
いざというときに
慌てないかと思いましたし
複数胚移植というのを考えて頂ける
きっかけになるのではないかと
思ったからです
何がいいたいのかといいますと
「あの時...」
と後悔してほしくないからです
産婦人科のお医者様や
助産師さん看護師さんなどは
多胎妊娠については
詳しいかも知れませんが
多胎育児というのは
余りご存じありませんです...
それは
NPO法人で多胎育児の
啓蒙活動をしていて思います
なんとか出産まで
こぎつけたとして
お医者様たちは
それでOKだと思います
しかし
当事者にとっては
出産後が本番だと思うのです
今は先のことを考えたくない
という気持ちも分かります
怖い、傷つきたくない!
という気持ちも
痛いほどわかります
しかし
妊娠・出産という
夢がかなった後の現実を
夢がかなう前に
考えることは、とても大切なのです
初めての方は特に
妊娠・出産・育児のイメージは
とても漠然としていると思うのです
その漠然としたままでいると
私のように罪悪感や後悔で
ずーっと悩むことになります
もう、そういう方が増えて欲しくない
いくつもの可能性世界が
あなたご自身の前にあります
そして
どの扉もあなたに開かれています
わたしが
13トリソミー天使ママになった
経緯はコチラになります
それでは
複数胚移植についてです
学会では、原則
単一胚の移植が推奨されています
しかし
・単一胚移植を複数回実施しても妊娠しない
・移植予定の胚が良好胚ではない
・二段階胚移植(分割胚1つ+胚盤胞1つ)
などの条件で
お医者様のご経験や判断の元
複数胚が移植される場合があります
とくに私は
この二段階胚移植は
とっても画期的だと思いました
二段階胚移植
初期胚と良好胚を
時間差で移植するそうです
最初に初期胚を
受精後2~3日目くらいに移植します
そうすると、その初期胚が
子宮内膜を着床しやすくなるように
調整してくれます
そして
子宮内膜の環境が整った所で
本命の胚盤胞を移植します
こうすることで妊娠率が
60~70%くらいになるそうです
(クリニックのデータにより異なります)
しかし
多胎リスクも20%~30%アップします...
わたしも妊活中に見たら
絶対飛びついたと思います
そこで起こりうる
多胎妊娠について
陽性判定後から
妊娠初期あたりまでを
書きたいと思います
まず
陽性判定ですが
hCGが単胎より
爆上がりするので
そこで気づくかもしれません
胎嚢が二つ見えます
たまに隠れていたりして
見過ごされます笑
つわりも
単胎より重くなります
まれにない方もいらっしゃいますが
そして、初期は
膜性という診断が
とても大事になってきます
膜性診断とは
胎盤の数や胎児が育つ部屋の数を
確認することです
3つのタイプがあるのですが
タイプにより
その後のリスクや注意点が異なるので
大切になってきます
2個の移植なら
2絨毛膜2羊膜(DD双胎)
になると思いますので
ほとんど心配しなくて
いいかと思います
2人の赤ちゃんが
それぞれに胎盤、絨毛膜、羊膜を持ち
別々にいます
各自
個室と食事を
それぞれに与えられている感じです
これが一卵性だと
1つの部屋に2人いたり
1つの胎盤を2人がシェアしてたりします
そして
殆どが帝王切開になりますが
DDの場合は
経腟分娩も
産院よっては可能みたいです
個人的には
不妊治療クリニックの卒業を待たずに
産院先を決めた方が良いと思います
先生もその辺りは仰られるかと思います
というのも
多胎妊娠はリスクも高く
受け入れ先も制限されます
未熟児が生まれる可能性が
とても高く
周産期母子医療センター注)がある病院で
出産を勧められるかと思います
注)常時、母体・新生児搬送受入体制を
もっており
母体の救命救急への対応や
ハイリスク妊娠に対する医療
高度な新生児医療をもっています
そして
受け入れ先が見つからないことも
ありますので
気が早いくらいの行動で
良いかと思います
また
バニシングツインという
もう一人が亡くなってしまうことも
10~15%ぐらいあります...
その後は
多くの方で
早産・合併症・胎児の発育遅れなどの
トラブルのオンパレードとなりますが
長くなってしまいますので
今日はこのあたりに致しますね
需要がありましたら
その後も書きたいと思います
複数胚移植について
考えて頂ける機会になりましたら
嬉しく思います
本日も
最後までお読みいただき
ありがとうございました




13トリソミー天使ママが
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