◆もうひとつのバースデーセッション | もう一度あなたに愛たい~星になった言の葉~

◆もうひとつのバースデーセッション

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>>こちらの記事の続きです。



私には、死産で生まれてきた娘がいます。


お誕生日が命日になりました。


娘が亡くなるなんて考えたこともなく、

生まれてくることしか考えていませんでした。


おなかの中で娘の呼吸が止まり、

緊急手術をしましたが助かりませんでした。


娘を死なせてしまったことで・・自分を責めました。



骨壷の中の娘の綺麗な骨を見たとき・・


この骨を全部食べたら、

おなかの中で娘が生き返ってくれたらいいのに。。

と本気で想いました。


自分を責めて責めて、生きてきました。



そんな中・・


娘からのプレゼントのような「出逢い」がありました。


いつか、この出逢いの話を詳しくお話する日がくると想いますが、

長くなりますので、またいつかお話させてください。


娘が、もしも生きていたら・・


14歳になっていたはずの命日の日に

お誕生ケーキを買って、一緒にお祝いをしてくださいました。


今でもこの感激を忘れることができません。


一緒にお祝いをしてくださった「その方」の

お祖母さまも息子さんを亡くされてみえました。


お祖母さまは、息子さんのお誕生日にケーキを買って食べていた。

・・とそんな話をしてくださいました。


そして、亡くなった私の娘の「誕生日」にケーキを買ってくださって

一緒にお祝いしてくださいました。


ケーキに並んだ色とりどりのローソクに

涙が溢れて、止まりませんでした。


いつもなら白いローソクを仏壇に灯すのに

赤、黄色、ピンク・・と綺麗な色のローソクを

1本1本ケーキに飾ってくださるのを見て

娘が、にこにこ笑っている

そんな感じがしました。

ローソクの炎が、ゆらゆらと楽しそうに踊っていました。


お誕生日は、感謝祭ですね。


娘に、「おめでとう」と「ありがとう」を初めて言えました。


今まで、娘に「ごめんね」ばかり言っていた私が、

「ありがとう」をいっぱい言えるようになれたことは

信じられないくらいの大きな喜びになりました。


お誕生日は、感謝祭。


娘に「おめでとう」と「ありがとう」が言いたくて

今もずっと命日にお誕生日のお祝いをしています。


今年、「誕生日」が来ると娘は25歳になります。

こんなふうにお祝いできることが嬉しくて、とても幸せです。





もうひとつのバースデーセッションは・・


大切な人を亡くしたあなたに贈るセッションです。


あなたの大切な人の「お誕生日」を

よかったら一緒にお祝いさせてくださいね。




最後までお読みいただき、ありがとうございます。


ごめんなさい。

お許しください。

愛しています。

感謝しています。

ありがとうございます。


たくさんの出愛と恵みに感謝しています。

いっぱいの愛と感謝をこめて

天野使音 拝