発達障害の診断を得ることは、あくまでも
支援をうけるための手段であって、
それ自体は、目的ではありません。
医師の役目は、診断をして必要に応じて
薬を処方するところまでです。
そこから先は医師の専門外。
発達障害と診断され、
じゃあ、どうしたらいいの?
医師は答えを教えてはくれません。
それを決めるのは医師ではなく、
最終決定はあくまでも親であり、本人だから。
大事なのは、診断を受けた後のこと。
然るべき時に、然るべき場所で、
然るべき人に相談し、支援を受ける。
制度はあっても、向こうから教えてはくれない。
そういうケースであれば、こんな制度があります。
聞けば、教えてくれるかもしれない。
でも、向こうから教えてくれるとは限らない。
必要な支援は、自ら動いて勝ち取るもの。
今の日本では、支援は「受動」ではなく
「能動」でなければ得られない。
公的な支援を得る制度はあっても、
その制度を知っていないと、人に聞けない。
その制度を知っていないと、利用できない。
それが正しいとは、私は決してそうは思いません。
でも、それが今の日本の福祉の現実。
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