~自閉症児育児における心構え~
①障害を否定しない。
療育のスタートライン。
現実逃避しない。
パートナーに責任転換しない。
現実を受け入れない限り前には進めない。
②将来を悲観しない。
発達障害は発達します。
必ず発達します。
マイペースなだけ。
③決して諦めない。
諦めたら、そこで試合終了。
④周囲に振り回されない。
好き勝手言う他人は責任はとってはくれない。
そもそも普通って何?
時には聞き流すスキルも大事。
⑤周囲と敵対しない。
周囲に敵意をむき出しにしてもメリットなし。
人に頼ることは恥ずかしい事ではない。
支援は向こうからやってくることはない。
制度があっても知らないと利用できない。
聞けば教えてくれるが、 聞かないと教えてはくれない。
頼れるところは頼る。
頼るべきところに頼る。
感謝の気持ちを忘れずに。
⑥母親を孤立させない。
父親のサポートの有無で対応はガラリと変わる。
⑦親の立場をわきまえる。
関わりと干渉は別物。
見守りと放置も別物。
手を出すべき場面、見守るべき場面の見極めが大事。
子供に発達障害の診断が出たとき、
TVで凶悪な事件が起こるたびに、
犯人が発達障害であるとの報道を
度々目にしました。
子供たちも一歩間違えれば、
こうなってしまうんだ。
子供たちを犯罪者には、
絶対にしたくない。
当時はそう思いました。
あのような報道は、社会に偏見を生むだけでなく
親を絶望の淵に追い詰めるという事を、
決して忘れないでほしい。