読書感想文が全く書けない娘。 | star☆mayのブログ ~2人の自閉症児とうつ病の妻を抱えたパパの奮闘記~

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自閉症と診断された2人の子供。
うつ病と診断された妻。
家族が、家族であるために。
右往左往しながらも、とにかく前を向いて、
一歩づつ、一歩づつ歩んでいます。

娘は読書感想文が大の苦手です。

夏休みの宿題の中でも、読書感想文はラスボス的存在です。

攻略法は・・・ありません。

例えるなら、素手でドラゴンに闘いを挑むようなもの。

戦う前から、既に詰みの状態。

いつまで経っても、一文字すら書く事が出来ません。

 

わんわん 課題の本は読んだ?

ネコ 読んだ。

わんわん 読んでみて、どう思った?

ネコ 分からない。

わんわん でも、本は読んだんでしょ?

ネコ 読むように言われたから、読んだ!

ネコ 感想って言われても、分からない!

ネコ 分からないものは、分からないの!

 

そう、娘は本を読むように言われて、読んだだけ。

本を読んだ感想はおろか、本の内容さえ、全く頭の中に残っていませんでした。

読書感想文は諦め、生活の作文(日記)を書くことにしました。

想像することは苦手でも、実際に体験したことなら書ける筈。

実際にあった事だけを列挙した日記。

それでも、何とか原稿用紙一枚を書きあげました。

心情の表現は「楽しかった」「嬉しかった」レベル。

今の娘には、それが限界でした。

 

娘は自分の気持ちを言葉にして伝えるのが苦手です。

お母さんは、それを文書にする事で自分の気持ちを整理してきました。

でも、娘はそれさえも苦手です。

メモを取るように言っても、メモを取る事を忘れる。

メモを取っても、メモを取ったことを忘れる。

典型的なADHD。

年齢を追う毎にその特性が顕著になってきました。

 

そんな娘にとって、読書感想文は鬼門中の鬼門。

それでも、本人なりによく頑張ったと思います。

努力には報いてやらねば。

今からプリンを買いに行ってきます。

 

 

 

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