自閉症を完全に理解するのは無理でも、せめて子どもたちの事は誰よりも理解してやりたい。 | star☆mayのブログ ~2人の自閉症児とうつ病の妻を抱えたパパの奮闘記~

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自閉症と診断された2人の子供。
うつ病と診断された妻。
家族が、家族であるために。
右往左往しながらも、とにかく前を向いて、
一歩づつ、一歩づつ歩んでいます。

自閉症スペクトラムを完全に理解するのは、私には一生かかっても無理でしょう。
だからせめて、生涯をかけて子供たちの事を誰よりも理解してやりたい。
今は、そのように思っています。

子供を変えようなどとは思いません。
変えようとした所で、生半可な方法では子どもたちには通用しない。
それどころか、却って逆効果だと考えています。

療育の最終目標は、親からの自立。
自立とは、自分自身で考え行動する能力を身につけさせる事。
自分が進むべき道は、自ら切り開く。
自らを変える事が出来るのは、あくまでも子供たち自身の意志の力。

子供たちの前に広がる、「可能性」という名の無数の道。
子供たちの手を引いて一緒に歩く事が、親の役目ではありません。
親の役目は、子供たちの進む先を少しでも明るく照らしてやる事。
子供たちの目の前にある選択肢を、少しでも多く子供たちに示してやる事。
最終的にどの道を選ぶのか。
そして、自分たちの進む道を切り開いていくのは子供たち自身です。

今の子供たちにとって、それが難題である事は理解しています。
親として、子どもたちにしてやれる事は何なのか。
そしてそれが、子どもたちにとって本当にプラスになると言えるのか。

親も、子どもたちと成長を共にしていかなければなりません。
学ぶべき事は、まだまだ山積みです。



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