https://www.frontale.co.jp/goto_game/2024/j_league1/11.html

 

大型連休の浦和戦は、案の定に大量のアウェイサポ。

連休・快晴・昼開催と集客環境に問題はないのに、

公式記録がチケット完売で23,457人ってのは寂しい。

やっぱり機会損失は大きいなぁと実感する試合だった。

 

さて、試合はなんとか久しぶりの勝利。

要因はいたってシンプルで、前線にバフェという起点ができたこと。

安心してボールを預けられれば、安心して見方はラインを高くできるし、前に進んでいける。

それにしてもショルツ選手との肉弾戦が何度もあって、そこを見るだけでも楽しい試合だった。

 

むしろ問題はここから始まる連戦をどう戦うかだ。

前線に起点を作って長短織り交ぜながら前進していくのは、ダミアンがいたときと同じ戦法。

言うなれば進化はしていない。

 

エリソンはCFかもしれないが、高さの競り合いは苦手に見える。

それは、クロスへの入り方で可能性を感じない雰囲気からも見てとれる。

とはいえ、推進力やスローインの受け方などのストロングポイントはあるわけで、

プランBとしてどうやってエリソンを活かしていくのか。

 

連戦で試されるのは、鬼木監督の手腕になるだろう。

そこで活路を見いだせれば、今シーズンは戦い方の幅が広がって面白くなる。

欲を言えば、大久保CF時代のレナトみたいなアーリークロスからの点で合わせるサッカーが見たい。

エリソンは空いたスペース与えて活きるって感じだから、

山田をCFにして右エリソン・左パトリッキで、高さではなく低さ・速さにに合わせるサッカーが見たい。

 

家長の後釜はエリソンで決まりだと思うけどな。

小林も神田も山田もエリソンも、J1のセンターバックに競り勝てるスペックではない。

この試合のゴミスを見ていて再認識した。

ゴミスは、相手DFに敢えてくっついたり、尻で突き放したりが、抜群にうまかった。

経験あるポストプレーヤーは本当に駆け引きが上手い。

もう少し若かったらなぁ、、、と思うけど、そしたら川崎は買えなかっただろう。

 

だからこそ、冒頭に書いた観客収入の機会損失は本当に痛い。

しっかり利益を出して、質の良いCFを手に入れるのは本当に大切だ。

もちろんプランB要員も大切だけれど。

いずれにせよ、戦術の幅って大事だなと再認識した試合だった。

 

ということで、次の中二日がどのような戦術になるかで、今期が決まると思って良い。

メンツはおそらく、この試合に出ていないメンバーが主だろうから。

ワクワク・ドキドキで待ち遠しい。