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早いもので、もう第6節。今年から20チームなので、試合数が増えたとはいえ、感覚的には「もう」だ。

理由は単純に波に乗れないスタートだし、ダッシュ失敗のシーズンインだから。

とはいえ、趣味なのだから、行くのを辞めるのも自由である。

 

この日は子供の入学式もあり、コロナ後の入場制限がないイベントのため、午前中は式に参列。

家に戻り少々仕事をして、戦闘服に着替えてから出発。

いつもであれば、バイクですぐなのだが、この日は雨ということもあり電車で。

 

東急と相鉄が乗り入れして、新綱島駅も開業したことを思い出し、武蔵小杉経由で新横浜へ。

すっかり便利になって、あっという間に到着した。

むしろ新横浜駅からスタジアムへの徒歩時間の方が長いぐらいだ。

 

こういった、行くまでのプロセスにも、ワクワクドキドキの新鮮さがあるのは、趣味ならではの楽しみだ。

雨予報を知ってからチケットを買ったので、この日はゴール裏2階の通路より後ろ席を確保。

想定通り、寒いながらも濡れずにゆったり観戦できたのが、一番の収穫。

長い一日だった。(帰りは電車が遅延するし・・・)

 

とはいえ、やはり試合の感想を。

メンバーは前節より変更なし。

雨、縦に早い、早めのセンタリング、などなど相手との相性を考えて、GKは機動力がある上福元に変えると思いきや、

フィールドプレーヤー含めて、全員が前節と変更なし。

 

案の定、連戦の疲れからか、前プレが効かず外されて、ルーズのセカンドをシンプルに前に放り込まれ、

DFと常に1対1を作られてピンチの連続。

想定通りというか、あまりにも想像通りで、笑ってしまう前半だった。

 

ちょっとエリソンの迫力が弱かったので、前プレの位置を少し下げてもよかったのでは?と思うのと、

やはり家長では守備時の迫力と2度追いできない体力は、マリノス相手にはきつかった。

次の町田戦は押し込んで戦えるのだから温存して欲しかった。

 

はっきり言って前半は完敗。

点で合わせるのがマリノスのサッカーだから、確率的にはチャンス数が増えると失点リスクは高まる。

正直運がよかったとしか言えない。

それでも、やはり瀬古と橘田の相性は良く、技術不足によるパスミスは想定内として、良く機能していた。

すっかり安定感が増した印象だ。

 

後半は、マルシが退場するまでは、いったり来たりでシンプルに戦えていた。

エリソンが思ったより競り合いに勝てないのは、単なる身長差だから仕方ない。

むしろセカンドボールを拾えない、遠野と家長の予測力が心配でしかない。運動量と言い換えても良い。

 

それよりも心配なのは三浦の怪我とマルシの不注意さ。

どちらも欠かせないだけに、次の町田はターンオーバーかな。

試合終了後に倒れこんだ選手の多さに、気持ちが見えたので悪い試合ではなかった。

 

長い一日だったが、勝ち負け以上に気持ちが見える試合は、満足度があがる。

そんな試合だった。

昨年の車屋、前々年のジェジウといった、ロスタイム弾を密かに期待していたのだが・・・。

さすがに甘くなかった。