https://www.frontale.co.jp/goto_game/2023/acl/02.html

 

ACLは平日なので、なんとか入場時に間に合いゴール裏2階に着席。

座席が無い1階ゴール裏は観戦不可なだけあって、独特の雰囲気で試合開始。

コロナで集中開催だったこともあり、久しぶりのホームACL。

 

ACLのアウェイを熟知し、しっかり引いて守る戦いをしてくる蔚山に対し、

出足も良く強気で押し込めていたものの、正確性が無いまま試合終了・・・

かと思っていたら豪快なミドルが決まり終演。

良い席に座れたので、しっかりシュートが見れて大興奮。

 

さて、今節を見ての感想は、チャンスをものにするのは、本人の努力なのか?だった。

プロなのだから、同じように皆努力はしているはず。

それでも、チャンスを掴める選手と、そうでない選手がいる。

 

橘田は、ようやく守備で本来の躍動感が戻ってきたし、攻撃力も加われば無双になる。

脇坂は、これまた逆で守備力というか、切替の速さが増して、無双になりつつある。

 

大南や瀬川といった新規加入選手もレギュラーになりつつあるし、

何より移籍2年目の瀬古の存在は守備時のセットでは、非常に重要になっている。

 

一方で、戦力になりきれていないのは、佐々木・田邉・遠野・宮代だろう。

同じように試合に絡んでいるが、何が足りないのだろうか。

 

考えられるのは、大事な部分で怪我やコンディション不良になる本人の運。

これは佐々木が典型で、連戦でも登里を使わざるを得ない状況に現れている。

個人的には、田邉を左で使用して欲しいのだが。

 

他には、試合に出るにつれ、思い切りの良さが続かない選手という、本人の資質。

これは、田邉・遠野・宮代が当てはまる。

出場時間が増えるほど、仕掛ける・挑戦するという大胆さが減っていく。

昨日の山根なんて、フリーにも関わらずセンタリングの質の酷さといったら無かった。

それでも何とも思わず、最後まで愚直に放り込んだことが、最後のゴールにつながっている。

この誰がなんといおうと、自分を信じてやり続ける気持ち、ってのが少し足りない選手は、

やはり出場機会が減っていくように感じる。

 

例外はシミッチで、ACLやカップ戦など、これからの球際と高さが必要な試合に選手で、

毎年重宝されるわりに、年間を通じて試合に出られない。

それでも彼はしっかりチームと戦っている姿がみれるから、上記には当てはまらないだろう。

彼を活かすためにも、3-5-2で中心におきたい選手だ。

 

とまぁ、思いを書いたが、自分に矢印を向けるのと同じく、

自分自身に期待するっていう風間さんの教えが体現できている選手は、

年間を通すと這い上がってくるのだろうな、と最後のシュートを決めた橘田を見て感じた。

 

腐らず、焦れず、出番が来たら自分に自信をもって挑戦する。

そして、その状態を続けることが大事だし、続けられるメンタルの維持も大切。

最後は「気持ち」とは、よく言ったもので、真なりだと実感した試合だった。