登里の凱旋試合。
ケガして離脱のようだが、この試合に間に合ったようだ。
できれば、出場している姿を見たかったが、かなわずも挨拶はしっかりと。
 
さて、梅雨明け間近ながらも、雨には降られず運よく帰宅。
試合内容は、ずっと同じ。
シーズン前半戦と異なるのは、縦への意識が強くなって、
決定機は多く作れていること。
その証拠に得点はとれている。
 
同じ引き分けでも、無得点が多かったシーズン前半からは改善はみられる。
あとは決定力だから、ここは戦術も戦略もない。
個人のチカラに頼る部分が大きい。
 
それよりも気になるのはゴミスの存在だ。
水曜日の天皇杯にも帯同していないし、ケガだろうか?
後半に体力が落ちてくる場面で、前線に起点がないのは非常につらい。
 
後半に失点が多いのは、そのあたりの落ち着きの無さが影響しているように感じる。
負けていても、勝っていても、前線にターゲットがあれば、
例えボールを失っても、少し時間ができることで一息がつけるし、陣形を整える時間もできる。
 
ゴミスがダメなら夏の補強でターゲットマンを補充して欲しい。
残留に向けた戦い方を整理する意味でも、必須なのはそこだけだ。
ジェジエゥと丸山がケガで離脱?して、高井はオリンピック、車屋は復帰明けと考えると、
CBも補充が必須だと思うが、フロントは動くだろうか。
 
補強でなくても補充さえして、戦い方を残留用に変更すれば、勝利は見えてくる。
それぐらい割り切りができるかが、柏戦後の中断期間の注目だろう。
ようやく動けない家長がクローザーになったのだし。
(今年のユニは「41」にしたのに前年だが・・・)
 
いろいろとチグハグだが、気持ちは見えてきた。
試合後に座り込む選手も増えてきた。
あとはちょっとした運だけだろう。
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

https://www.frontale.co.jp/goto_game/2024/j_league1/21.html

 

梅雨だがしっかりと晴れ間も見えた、川崎市100周年記念試合。

残念ながら昼間に用事があり、ブルーインパルスは自宅のベランダから。

新横浜方面からの飛行がはっきりと見えたものの、音は聞こえずに残念。

ハーフタイムショーのにぎやかさもあって、ぜひとも勝ちたい試合だった。

 

怪我人なのか、体調不良なのか、スタメンは前節から大きな変更がない。

ようやく選手の個性にあった、わかりやすい試合が増えそうな印象が続く。

集中力やボール保持が、90分間続くわけがないのだから、選手交代で色を変える必要があるのだが、

なんとも後手にまわった試合だった。

 

それよりも残念なのは、選手交代枠を1人残して終わってしまったこと。

結果は結果論だから文句は言いたくないが、

やれることを全て尽くした結果なのかは、はっきり言っておきたい。

 

残り時間で大南を投入して、後ろを5名にするなら、

サイドの人数は足りる代わりに、中央は人数が減る。

減った分を運動量で補うなら、大島ではなくゼヒカルドだろう。

もし、中盤を省略して相手陣地で時間を作るならキープできるゴミスだろう。

 

ミドルシュートを終盤に3戦連続して浴びている理由は、

偶然が続いていることを考えると必然なのだろうと考えた方が良い。

つまり、やろうとしている戦術に対して、選手の選考が間違っているということだ。

 

運動量というのは、スタミナだけでなく縦横にスライドして守り切るスプリント力が大切だ。

それなのに大島はありえない。

時間かせぎで前線の起点を作りたいのに、小林の1トップはありえない。

 

カップ戦の決勝で、1点差の後半40分にこの試合と同じ選手交代をするのか?って話だ。

どうみても今シーズンは監督の勝負運が絶望的になっているとしか言いようがない。

好き嫌いではなく、戦略を外しまくっていたら、監督だって交代するしかない。

 

試合後の選手コメントをみても、チグハグさが良くわかる試合になってしまった。

なんとも残念な試合だった。

もちろん追加点が取れれば一番なのだが。

 

 

 

  

 

  

 

 

 

 

https://www.frontale.co.jp/goto_game/2024/j_league1/20.html

 

 

この試合から後半戦。

降格圏に片足が浸かった状況に慣れないサポは多そうだ。

20年応援している自分も、ヒリヒリする展開に慣れないのは同じ。

要因はハッキリしていて、追加点が取れないこと、1点を守り切れないこと。

 

とはいえ、アウェイ湘南の開幕戦から、長い前半戦がようやく終わり、

平日にもかかわらず、ワルンタ・氣志團・無料招待??の効果なのか、

2万人を超える観客は立派だ。

 

強くて愛されるチームは理想だが、

弱くても愛されるチームにはなれている。

あとは、どんな結果でも精一杯がピッチ上から伝わってくるかだろう。

 

なんていう、とりとめのない振り返りをしつつ着席。

思い切ったメンバー変更のスタメンに少々驚いた。

始まってみれば、局面の質に不満はあるが、シンプルな展開が多く見ていて楽しい試合だった。

 

3バック相手の数的ギャップを、相手DF裏にシンプルに放り込むことで陣地挽回する戦術は、

運動量とスピードがある3トップだからこそ。

色々課題はあるけれど、相手の嫌がることはできていた前半だった。

決めきる課題は、永遠の課題だから、枠外シュートも多いがプロセスは評価すべきだろう。

 

一番大きな変化点は、運ぶ回数と味方を追い越す回数が増えたことだろう。

これにより相手は混乱するのだから当然なのだが、前提としてフリーランの味方から

ボールが出てくるという信頼関係が続かいないと、これらの回数は増えていかない。

 

サッカーとは面白いほどメンタルのスポーツで、この信頼関係が明らかにスプリント回数にあらわれる。

走行距離もまたしかりだ。

この試合の面白さが正しかったのかどうかは、同じフォーメーションで前から圧をかけてくる

次節の広島戦で証明されるはず。

 

足元でつなぐのも、前に放り込むのも、ロングボールで陣地挽回するのも、

何をしたって良いのだし、色々な方法があるから面白いし相手も嫌がる。

 

そして、今節の最大の楽しみは10番の復帰。

これからも回数は少ないだろうが、動きを見るだけでお金を払う価値を感じる選手。

そういった選手は本当に減ってしまった。

受ける位置・トラップ時の体の向き・球離れの速さ・ダイレクトでのさばき、

どれを見ても本当にサッカーって楽しいのだな、と感じさせてくれる。

もっともっと長い時間を見たいのだが、無理はして欲しくない。

 

答え合わせは中2日、選手というより監督の選手選考なんだな、ということが良く分かる試合だった。