・・・続きです。
人影は雰囲気は中年の男性といった雰囲気でした。
しかしいくら目を凝らしても、黒い影にしか見えません。
黒い影が校門を入り、運動場を通り、校舎へどんどん近づいてきます…
校舎から漏れた明かりは煌々と運動場の半分を照らしています。
影は
運動場の光と陰の境界でピタリと足を止めました。
そしてじっとこちらを見上げています。
そのときはみんなハイテンションだったせいか、
一人が「下に見に行こうぜ」
って言い出しました。
怖いとは誰一人思ってなかったんだと思います。
そしてその場にいた中で
年長だった、自分を含め4、5人が運動場に下りて見に行くことになりました。
運動場に続くガラス戸を開けて
僕たちは驚きました。
運動場には誰もいません。
あわてて2階の教室に戻ってみました。
「誰もいないよ?」
「え?
何言ってるんですか?
先輩、早く行ってくださいよ~
ずっといるじゃないですか~」
驚いて窓から運動場を見ると、たしかに影がこちらをじっと見ています。
あれ~??
どうなってんの~??
不思議に思いながら、
とりあえず友人たちと運動場へ出てみました。
やっぱり誰もいない…
2階から覗いてる子たちに、
「どこらへん?」
と聞くと、
「もうちょい左」
「そのままもうちょい奥」
そして友人の一人が
「ここ?」
と聞くと、
2階から、
「そこ!」
という声が聞こえた瞬間、
2階がなぜかざわついています。
2階の教室に戻ると
みんなが口をそろえて言います。
「消えた。」
「おらんようなった。」
そんなアホな・・・
窓を覗くと、そこに影はありませんでした。
そんなこんなしてるうちに、大人たちが帰ってきて、
この話はそこでうやむやに・・・
次の朝、起きて唖然としました。
それまで注意して見なかったので気づかなかったのですが…
教室から外を見ると
校門の前の道は右に行くと行き止まりになっていて、お寺のような建物があるだけでした。
そして
その建物の側には、
土葬のお墓がずらりと並んでいたのです。
思わず友達と顔を見合わせました…
聞いたところによると、
その建物は社かなんかで、
誰も住んでないそうです。
じゃああの歩いてきた影は誰だったんでしょうね…
はい、季節はずれの怖い話でした(笑)
え?全然怖くなかった?
いやまぁ本当にあったことをそのまま書いただけです^_^;
こないだそのときの友人に会ったらまだ覚えてましたょ~
でゎでゎ
これは後から聞いたんですが、
夜中にお墓の方向にぼんやりとした青い光を見たやつや、
音楽室に泊まった数人は
ピアノが一音だけ鳴るのを聞いたそうですょ。
やっぱ学校って怖いですね・・・