効率良くを知るための練習 | 岳さんの 自信がつく!ダッシュ教室!

岳さんの 自信がつく!ダッシュ教室!

このブログでは、わたくしスプリントコーチのタケさんコーチのスポーツ指導活動のアップと、主催しているダッシュ教室の開催予定日のご連絡で使っています。
毎月のスケジュールが決まり次第アップしていきます。







ダッシュ教室Dスクール練習無事終了✨



今日は祝日で少人数で行いました。

今日、SNSで整体師の方がつぶやいた一言にものすごいハッとさせられた事があり、もともと決めていた今日の練習をガラッと変えました💦

(脱力が出来ない人は、まずちゃんと力が入ってない)

という内容の短い一文でした。
この一言で、
私がものすごい走るのが遅かった小学生の頃が蘇りました。
あの頃の自分は、全身のパーツに力が入り、首を振って地面をバタバタ走る、完全無欠の力みのカタマリ。
何するにしても力んでて動きが固く、無駄な動きがプラスされ、しまいには普通の人の倍の体力消耗ですぐ息が上がる子でした。
この癖に気付いてないまま陸上の世界に入ってしまい、一般的な選手の倍は練習しないと追い付かないし、倍の練習したぶん見た目が変わり、筋肉質でスタミナが付いているのに力任せに乗り越えようとしたために倍の体力消耗という燃費の悪過ぎる状態が大学生になるまで続きました。

たしか高校生のときにクレーマージャパンの陸上講習会で、講師の方から
(嘘でしょ?11秒フラットくらいで行く子だと思った!12秒台なの?)
って言われたことがあります。
それだけ見た目は強くなってるけど身体が全然使えていなかったって事です。


脱力というワードを24歳の時にふと意識したとき、それまで効率が悪く作動していた全身のパーツが一気に歯車⚙が噛み合って、一気に実力が伸びた経験があります。
速いダッシュのために必要なタイミングで必要なパーツの力の抜きが1発で意識出来たのも、長年の間に全身のパーツそれぞれの無駄な力の入れ方が分かっていたためでした。
だから、何でもガチガチだった少年時代はあって幸運だったんです🌞

そんな経験があったから、脱力を覚えるまでのプロセスがけっこう高いレベルで分かってるつもりです。
今日の練習は脱力を意識的に使えるようになるための第一段階にしました。

基本動作ドリル、流し、ダッシュ反復練習まで、
意識して全身ガチガチに力を入れた不細工な走りをする練習‼️
あり得ないやり方ですが、先の先を見てやりました。

地面バッタバタ、肩がすくみ、顔はこわばり、ストライドが異様に狭くなる。
いつもの上手な走りを練習するのとは真逆の方に行く練習。
動きが酷くなればなるほど褒めます🔥
不細工になるトレーニングを舐めてはいけない。
無駄な力を思い切り使うためにいつもの倍以上疲れます💦

まずはこうやって無駄な力の出し方を理解してもらいます🔥
無駄に力を入れる事がわかってから力を抜くことが出来るようになるんです。

大丈夫❗️これはドカンと速くなるためにいちばん必要な部分だからどんどんやろう🔥

今日もご参加ありがとうございました✨