↑ブログのタイトル。当人の発案です（笑）
時はちょっと遡って。
舞浜へ向かう始発電車の中。
めいちゃん『私がいなくても寂しがるなよ』
花『ちゃびしい』
なんてLINEのやり取りをしておりました。
そう、今回の最大の想定外事案。
めいちゃん、欠場
。
↑これ、私が前回と比べて内にこもってしまった原因の一つだと思う。
前回はめいちゃんや、めいちゃんのお友達のアメノウズメや王子の視線を常に感じてフロアにいることができたから。
まだしも「私を見て」オーラが出せてた気がする。
理由は右足首、右足靱帯の損傷。
それでも舞浜１週間前までなんとか出場の可能性を、担任先生と探っていたいたというから、
あーた、そういう無茶はやめなさい。
ヽ(; ﾟдﾟ)ﾉ
めいちゃん担任先生。
関東甲信越、優勝、おめでとうございます！
それにしても舞浜出て、長野に移動して翌日の試合で優勝って、プロってタフだ…
最終的に担任先生の来年も再来年も一緒に踊るために、今回はお休みしましょうという判断により、
めいちゃん、涙を飲んで出場を断念。
今回の舞浜で、私以上に悔しい思いをした人がいたとしたら、それはきっとめいちゃんだった。
でもね、めいちゃん。それは今の最善の判断だったと思うよ。
この先を見据えた、生徒のダンサー生命を守るための担任先生の決断。
そしてその決断を理解し快く受け入れ、さらにめいちゃんのことを深く労わってくださった舞浜事務局の先生。
今回の出場断念はすごく悔しかったと思うけど、
これだけ素晴らしい先生たちに囲まれていると知れたのは、幸せなことだよ。
そしてめいちゃん、BDにエントリーしてます。
BD、諦めていません。
(๑و•̀ω•́)و
正直、彼女の怪我の程度は甘いものじゃない。
なんせ現時点で全治３ヶ月の診断。BDまで2ヶ月を切っているのに。
自分に妥協を許さないめいちゃんが、納得のいく練習を積めないと分かったうえでBDを目指すのは、彼女にとって酷なことだろう。
たとえBDに出れたとしてもガチガチにサポーターを巻いて、フロアに立っているだけで精一杯かもしれない。
それでも前を向き、戦い続けようとする彼女が眩しい。
あんな可愛いハマのタレパンダの二つ名を持つ見た目だけれど、時折垣間見るめいちゃんの強さにはいつも驚かされます。
で、めいちゃんに書いていいと言われたので、さらに書きます。
足の怪我だけではありません。
めいちゃん、重い病気と戦っています。
ここずっと、めいちゃんが万全な体調で踊れていたことなんてない。
1ヶ月に一度は大学病院で輸血を受けて命を繋いでいる状態です。
周りはいつも次の本番を迎えられるのか、
あるいは病院で過ごすことになるのか、
薄氷を踏むような思いで見守っています。
そしてめいちゃん自身も
「もしかしたらこの前のが、人前で踊る最後の機会だったかもしれない」という恐怖に耐えながら、
病と戦っていることを、私は知っている。
めいちゃん、分かってるんだからね！
でもね。
めいちゃん。信じられないくらい強く優しい子なんです。
いつだってまず口にするのは、自分の恐怖じゃなくて、周りへの感謝。
めいちゃんがぽろりと言う、献血してくれる顔も名前も知らない人への感謝の言葉を、私は何度聞いたことか。
ごめん、私も何度か挑戦してるんだけど、いっつも貧血気味ではねられる…。
それから
「生かされることに感謝してフロアに立ってる」とも。
どんなに練習できていなくても、
血が足りなくてフラフラの状態でも、
めいちゃんがフロアで放つ輝き。
あれは天性のものだと思ってたけど、もしかしたらこういうところに理由があるのかもしれない。
彼女からダンスを取り上げることなんて、誰にもできない。
どんな状況であれ、めいちゃんは踊り続ける。
そんなめいちゃんとBDを目指せるのが、私はすごく嬉しいし、誇りに思うよ
なので、
めいちゃんを知る方々へ。
めいちゃんは今、舞浜を断念せざるを得なかった悔しさを乗り越え、
素晴らしい先生たちに支えられながら、BDを目指し奮起しているところです。
まずは足を治すことが最優先だからね！
無茶な練習しちゃダメだからね！
（以下、めいちゃんの言葉）
私がフロアに物怖じしないのは
感謝の気持ちが溢れてるからかもしれません。
それは見知らずの献血して下さる方だったり、
一緒にフロアに出てくださる先生だったり、
応援してくれる友達だったり。
だから、
どうぞ見守ってください。
めいちゃんへ
悔しいのは自分のほうなのに、私の悲嘆を全部受け止めてくれてありがとう。
次回に向けて、髪型からメイク、ドレスまで作戦を練ってくれてありがとう。
厳しくも的確な、愛のある動画の分析をありがとう。
たくさんの励ましをありがとう。
締めはめいちゃんの好きな歌で。
瀬をはやみ 岩にさかるる 滝川の
BD会場にて！