おはようございます。

舞浜のラテン人の朝は早い。



舞浜前、ラストレッスンは粛々と

踊る順番順に、サンバ(D級)、ルンバ(D級)、チャチャ(C級)、パソ(C級)と音楽に合わせて通し、気になるところを軽く確認して終了。


お前ならできる!あの一番星を目指すんだ!(ガシッと両手を握る)」なんてことをY口先生が言うわけもなく

淡々と「ま、これが明日できれば、いいんじゃない?」で終わりました。



そして改めて思いました。

奇跡は起きない。

もうねー、自分で嫌になるくらい緊張しいなんです。プレッシャーに弱すぎえーん


いつもの教室、いつものY口先生なのに、

明日が舞浜というだけで、なんで私はこんなに平常心を保てなくなるのか。

そして見事にサンバの音を外す。


世の中には、本番になるといつにない集中力を発揮し、

普段以上の力を発揮し拍手喝采を受ける北島マヤセロ弾きのゴーシュタイプの人がいるけれど、

私はせいぜい普段の7割を出せればいいほう。

「恐ろしい子!」と高笑いしてくれる月影先生もいないし。

指差して笑うタヌキならいる。


今日は尋常ならざる精神状態が生み出す奇跡は求めません。

というか、私は求めちゃダメ。

粛々と踊ります。

呼吸は深く、

視野は広く、

肩に力を入れない。



1回目の舞浜は「速く大きく強く動けば、上手なダンスなんでしょ。うっきゃー!チュー」とやって惨敗

悔しさに地団駄を踏む私にY口先生がポソッと言った「でも二人で踊るっていう面では向こうのほう(=私が負けて大いに悔しがった人たち)が上だったよね」という言葉から、

どうやら私はダンスにおける「二人で踊る」という意味が分かっていないらしいと気づく。


そこから「二人で踊る」ってどういうこと?というあーでもないこーでもないの試行錯誤を重ねて、

タヌキにケチョンケチョンにされながらの1年後。

2回目の舞浜の自分テーマは「二人で踊る」。

どこまでできたかは分からないけど、とりあえず昇級は果たす。

というか、あんまりできてなかった。1年でできるようになる程、甘いもんじゃなかった。

よく昇級できたもんだわ。

( ゚∀゚)アハハハハハ


3回目の舞浜で考えているのは、「二人で踊る」を一歩進めて、「Y口先生と踊る」。


先日撮った動画、ひたすら見返してます。

フォーカスするのは自分じゃなくてY口先生。


Y口先生「で、見てどうなるの?」

花「Y口先生がどんなふうに踊らせたいのかが分かってくる」

Y口先生「いいんじゃない。

動画撮ったあたりから、少しずつ変わって来てるよ

(๑•̀ㅂ•́)و✧ヨシ!


「考えがアホな方向に行くことも多い」byタヌキと言われる花さんですが、

これどうやら正しい方向に進めているらしい。


ただ、これに気づいたのがわりと最近で。

チャチャとサンバに至っては肝心の動画を撮ったのが、昨日というガーン

隙間時間でせっせと見返してるのですが、

前回舞浜から半年の時間があったはずなのに、

なんだって私は8月31日の小学生みたいなことをやってるんでしょうね。

。・゜・(ノД`)・゜・。




舞浜の成績を決めるのは実力だけじゃないのは100も承知。

なので、一応決勝入りを目標にしているけれども、結果にこだわりすぎるとドツボにハマる。

ましてや、他人と比べてあの人に勝った、あの人に負けたとかやり始めると、あっという間にダークサイドに落ちる。

それでも舞浜に挑むのは、挑むに値するものが得られると思っているから。



欲しいもの①

:本番を経験することでしか得られない経験値

そのためにはフロアで全力を出さないとダメ。

不安と緊張に押しつぶされている場合ではない。



欲しいもの②

タヌキの評価

舞浜のフロアで誰よりも私の踊りをつぶさに厳しくジャッジするのは、審判席に座ってるジャッジではなく、周りで見ている他の選手でもなく、Y口先生に他ならない。

もぎ取りたいのはジャッジの評価よりも、

タヌキの評価

そりゃ、ジャッジの評価も欲しいけれど。

今のありったけを粛々とタヌキにぶつけて、そして次に繋げる



欲しいもの③

舞浜を楽しむ度胸

なんたってダンスですから。楽しんで踊らないと意味がない。

結果がどうであれ、今日1日を全力で楽しみ切ったら勝ち!

 (๑و•̀ω•́)و✧



それでは熱く激しい舞浜の海にダイブしてきます!


行ってきます!