月曜日は四ツ谷のレッスンでした。
けっこう真面目に怒られました。
Y口先生「やろうとしてることはいいんだけど、完全に一人で踊ってたよね。
自分と関係なく動いてたよね」
Y口先生「今、『できた!』ってなってたけど、前回もそこまでは行ってたのよ。
なんで次のレッスンではまた一から始めなきゃいけないの?」
悔しい。
向こうが正論すぎて何も言えない。
イェティーやメカゴジラと呼ばれるくらいなら、ブログでこっそりこのタヌキ!とか書き散らして憂さを晴らせるけど、これは簡単に晴らしちゃいけないやつ。
ちゃんと考えなきゃいけないやつ。
なので考えました。
なんで一人で動いてしまうのか。
なんで前回できたことがリセットされてしまうのか。
Y口先生に出会うまで、花さんのダンスって割と単純だったんです。
体をめいっぱい使って―!もっと強く―!もっと速くー!的な。
基本ずっとシャドークラスだったので、特にそれで困ることはなかったんですけど、
今思えばそれはラテン風エクササイズであり、ダンスじゃなかったんだけど
Y口先生に二人で踊るダンスを教わるようになり、それじゃいけないことに気付く。
この辺の紆余曲折悪戦苦闘はこのブログでも散々書いているので省きます。
Y口先生に要求されるのは繊細な体のコントロール。
今までのが、高速直線道路でどこまでアクセルを開けるか勝負!おりゃー!だとすれば、
Y口先生のは一本橋、クランク、スラローム。
↑花さん、峰不二子に憧れて大学時代に中型二輪を取りました。
首都高で髪をなびかせて走ると、排ガスで髪がバリバリになりメデュウサが出来上がるのでやらない方がいいです。
それは今のところY口先生に一緒に踊ってもらうか、隣で同じ動きをしてもらうことで
ようやく「できた!」「わかった!」ってなるレベル。
そして、いざ一人で練習しようとしたとたんに
その感覚はウナギのごとくヌルリンと手からすり抜けどこかに行ってしまう
で、「あれ?こうだったっけ?じゃなくてこう?」とか手探りで逃げたウナギを探しているうちに、間違ったほうへ突き進んでしまうという…。
さらに、肝心の「二人で踊る」も意識の外に追いやられてしまうという…
かくして、今回のブログ冒頭の状況が生まれてしまうわけです。
お、花さん、なかなかの的確な分析じゃないの。
↑落ち込んだ自分を励ますための自画自賛。
じゃあ、対策は?
んー、やっぱり言語化でしょうか。
逃げてしまいやすい「できた!」「わかった!」の感覚だけど、
それをなるべく言葉に落とし込んでおけば、次に再現するためのタモ網になる。
というか、今のところそれしか方法が思い浮かばない。
最近、音楽問題に気を取られて、ちょっとさぼり気味だったレッスンメモ。
ちゃんと書きます。
レッスンを振り返って、きちんと言葉にしておくって、私にとってとても重要な作業だったみたいです。
というわけで、レッスンのこと、書きます。
タヌキの悪行と共に。
↑フォントの色と大きさに、師への礼節を保とうとする花さんの努力の痕跡を認めてください。
以下、タヌキの悪行。
↑花さん、礼節礼節。
努力を放棄しないで!
花さん、レッスンの時はタンクトップの上にダボっとした網を着ていることが多いです。
で、全身黒。ちょっとやる気のない忍者ルック。
忍忍。
そして、上半身の動きの細かい話とかになってくると、網を脱ぎます。
月曜も脱ぎました。
Y口先生「ランボーみたいだよね」
……Y口先生がタンクトップになった私を見てランボー言うのは
これで3回目です。
ちなみに栄えある1回目↓
いいですよ。
化け方講座で「人間の女性に『ランボーみたい』という形容詞は不適切ですよ」とか習わなんだか、このタヌキ!とか言う問題はとりあえず置いといて。
前回ランボー言われたときに花さんもちょっと反省したわけです。
そういえばこの半年ほど美容院に行ってなかったな、と。
髪がもさもさしてきて、なんだか野性味感が強くなってしまっているな、と。
問題はね。
その美容院に行ったのが、つい先週だったことです。
…
……
パーマとトリートメントで3時間もかかったのに!
髪がツヤツヤ(自分比)になって、この1週間、気分はなんだかオシャレさんでルンルンしてたのに!
その私を捕まえて、ランボーとな!?
ヽ(# ゚Д゚)ノ
えーと、ロケットランチャーってどこで買えますか?
ええ、標的はタヌキ一匹なので、そんなに大きくなくていいんですけど。
自分のためのレッスンメモ
・ニューヨークではウォークの動きを止めない。
Y口先生の腰と自分の上半身のローテーションが釣り合う。
・プレパレーションを使って回らない。
回転系はシュピンじゃなくてウネネン
↑花さんの言語化能力の限界
・感じ取るべきはY口先生の手のコネクションの力じゃなくて、全身の力加減、動き。
・ホールド保持は固めるんじゃなくて、腕の下側を展開させる
↑Y口先生「ホールド保ってって言うと、少林寺三十六房の修行みたいなことするんだよね。
水桶を両手に持って、腕が下がらないように脇に刀をつけとくやつ。
あなたは何の修行してるのよ。
自分のしてること、分かった?」
この流れで分かったとは、絶対に言いたくない。