前の記事のY口先生の変顔写真。
本人には無断での掲載なので、このまま載せ続けていいものか迷っていたのですが、昨日の記事にA東先生からいいねをいただきました。
ボスから掲載許可が出たものと解釈します。
Y口先生。私が言うのもなんですが、わりと大変な職場環境ですね!
昨日の記事では「納得の結果」とか何とか物分かりのいいことを書いちゃってますが(試合直後で変なアドレナリンが出てました)、その後じわじわと悔しさがこみ上げてきました。
うん。やっぱりもうちょっと踊りたかった。
この結果。悔しくないと言ったら嘘になる。
と、ギリギリとイワシの歯軋りをしているところで、先ほど教室ラインから昨日の自分の動画が送られてきました。
うわぁ…(←言葉にならない)
いや、めちゃんこ凹みました。
スマホを壁に投げつけたい衝動を抑えるのに必死でした。
自分、この数カ月、精いっぱいやってきたつもりだったけど、それでこの程度の踊りしかできていないのか…。
よくこれで決勝行きたかったなとか思ってたな。
時間もお金もかけて、なんでこんな気持ちにならなきゃいけないんだという思いが頭をよぎります。
もっと気楽にダンスを楽しむ方法はいくらでもあるはず。
でもしょうがない。
これが楽しいと思っちゃったんだもの。
押しつぶされそうな緊張に堪えながら、Y口先生の手を取り広いフロアに出ていく高揚感と充実感を知ってしまったんだもの
悔しいの上等!もともと覚悟の上だったじゃないか。
悔しいのが嫌だったら、適当に気楽に取り組めばいいだけ。
楽しく踊って、「えへへ~、ダメでしたね~」で終わる道もあった。
でもそれを選ばず、全力で取り組むことを選んだのは自分だ。
(目をそむけたくなる)動画のおかげで課題ははっきりしました。
私はまだまだうまくなれる。最近はやりの伸びしろしかないって実にいい表現。
しばらくは悔しさの中でジタバタすると思うけど(そしてめいちゃんにイワシの歯軋りLINEが大量に届くと思うけど)、前回と違ってドツボに落ち込まない自信はあります。
よし、落ち込むだけ落ち込んだら、次に行こう!
めいちゃんが舞浜前に送ってくれた言葉。
「人を賢くするのは過去の経験ではなく、未来に対する責任」
今回の結果をどれだけ次に繋げられるか、ここからが勝負だ!
舞浜までかと思ったら、舞浜終わっても暑苦しいね、このブログ…
というわけで、一度とことん落ち込んでおくために(そしてそのあと再び前を向くために)、以下、舞浜戦記、書いときます!
ラテン人にとって舞浜の朝は早いです(夜遅くまで続くスタンはスタンで大変だと思うけど)。
今回は予算の都合上、石付きドレスは断念し、手持ちのいつもの衣装で出ることにしたため、ヘアメイクはプロにお願いすることにしました(だって、ヘアメイクまで自分でやったら、ただの練習会に来た人になってしまう)。それが6:00スタート。
どうあっても埼玉の自宅からは間に合わないので、前泊することにしたのですがそれでも舞浜行きの始発電車に乗るためホテルを出た時、まだ空は薄暗かったです。
ねえ、花さん。ドレスのレンタル代を節約したところで、前泊のホテル代とヘアメイク代でそれなりにかかってるんじゃ…。
花さんは高校時代、数学ができずに文転しました。そういう意地悪な指摘はやめてあげましょう。
小雨の降る中(あれ?A東先生は神戸にいるはずなのに、おかしいな)、決戦の場ヒルトンに到着。
一応時間つぶし用の文庫本を持ってきてはいたのですが、アドレナリンがドバドバ状態で読む気になれず、
ひたすらヘアメイクの予約時間になるまでホテルのロビーをウロウロしていました。
で、6:00にヘアメイクをお願いした菊池麻記さんとこんにちは。
今回、麻記さんには「強く見えるようにしてください」とだけお願いしていました。
プロの技はすごかった!
プロ仕様の道具の数々と、それをよどみなく操る麻記さんの手際に見惚れてあっという間の1時間。
あと、麻記さんが「ここに入ってねー、そうそう」とか「お願いだからくっついて―、いい子―」とか、髪や付けまつげに小声で色々話しかけながら作業を進めていくのがなんかかわいかった。
麻記さんの「出来上がりです。確認してください」で鏡を見た感想は、
誰?
でした。
別人になりすぎていて、自分で自分を認識できない不思議な事象が発生。
目力ランランのどこからどう見ても強い女性がそこに。
(付けまつげは二重)
うん、私、この人と夜道であったら避けて通る自信ある。
花さん、普段はあまり迫力ない典型的平たい顔族です。
夫には「人畜無害な顔」と評されています。
留学時代、西欧人のクラスメートにはよく「眠いの?」と聞かれていました。
うるさいな、目が細いのは生まれつきです。
それが麻記さんの手にかかると、こんなド迫力の顔になるとは。
今の私を見て「眠いの?」と聞く人は誰もいまい。
麻記さん、ありがとうございました!
で、会場も開いたので、背番号を受け取ってめいちゃんが取っておいてくれた席へ。
めいちゃん、私を見て認識するまでに一瞬間が開く。
だよねー。私も鏡に映る自分を見て誰?ってなるもん(最後まで見慣れませんでした)。
一緒に座るめいちゃんのコーチャー陣ともご挨拶。
Mちゃん先生「なんだー、全然ショッカーじゃないじゃーん」
そうですよー。ごくごく一般的なホモサピエンスですよー。
花さん、後でタレパンダをひっ捕らえ、瓶にぎゅうぎゅうに詰めることを固く決意。
ここまでが試合前。
長くなったので、試合編は次に続きます。