【鳥羽の夜を味わい尽くす】焼き貝いろはで堪能する海の幸と地酒。三重の旨さに酔いしれた一夜
鳥羽駅からほど近い場所にある「焼き貝いろは」。
鳥羽といえば新鮮な魚介の宝庫。せっかくなら地元の海の幸を思う存分楽しみたいと訪れたのですが、結果から言うと想像以上でした。
目の前に次々と並ぶ貝、魚介、酒肴、そして三重の地酒。
まるで鳥羽の海そのものを味わっているような、贅沢な晩酌時間になりました。
まずは三重の地酒で乾杯
テーブルに並んだのは三重県を代表する地酒たち。
「半蔵」「裏・勘兵衛」「裏・三重錦」など、地元ならではの銘柄が揃います。
透明感のある一杯を口に含むと、米の旨みとすっきりした後味が広がり、これから始まる魚介尽くしへの期待が一気に高まります。
海辺の町で飲む地酒は格別。
旅先だからこそ出会える味わいに、自然と頬も緩みます。
炭火の香りと貝の旨みが弾ける「ひおき貝」

まず感動したのが、焼き上げられたひおき貝。
殻の上でふっくらと火が入り、貝柱は肉厚そのもの。
噛むたびに濃厚な甘みと旨みが溢れ出し、磯の香りがふわっと鼻を抜けていきます。
シンプルな調理だからこそ素材の力が際立つ一品。
日本酒との相性も抜群でした。
旨みが凝縮された「しめさば」

銀色に輝く美しいしめさば。
脂の乗った身はしっとりとしていて、酢の締め具合も絶妙です。
口に入れた瞬間は爽やか、その後からじんわりと広がる青魚の旨み。
わさびを少し添えると、さらに味が引き締まります。
これは酒飲みにはたまらない一皿でした。
焼きカキと生カキ。食べ比べが楽しい贅沢

鳥羽に来たら外せないのが牡蠣。
まずは生カキ。
殻いっぱいに詰まった身は艶やかで瑞々しく、レモンを軽く絞るだけで十分。
海のミネラル感と濃厚な甘みが口いっぱいに広がります。
一方の焼きカキは、火が入ることで旨みがぎゅっと凝縮。
ぷりっとした弾力と香ばしさが加わり、生とはまったく異なる魅力があります。
どちらが美味しいか選べないほど、それぞれに個性が光っていました。
つぼ焼きの香りに誘われる「さざえ」

ぐつぐつと煮立つ醤油の香り。
つぼ焼きのさざえは、運ばれてきた瞬間から食欲を刺激します。
爪楊枝で身を引き出す瞬間も楽しいひととき。
コリコリとした歯応えと濃厚な磯の旨みがたまりません。
肝のほろ苦さまで味わうと、日本酒が止まらなくなります。
白はまぐりは旨みの爆弾だった

殻いっぱいに広がる煮汁を見ただけで期待が高まる白はまぐり。
ひと口食べると、想像以上の濃厚な出汁感。
貝のエキスが凝縮されていて、噛むたびに旨みが押し寄せてきます。
残った汁まで飲み干したくなるほどの美味しさでした。
酒肴も抜かりなし
答志島産しらすおろしは、しらすのふんわりした食感と大根おろしのさっぱり感が絶妙。

塩からは濃厚でコク深く、日本酒を呼び込む危険な存在です。
牛ホルモン焼きは魚介中心の中で良いアクセント。
ぷるぷるの脂と香ばしい味付けが食欲を刺激します。

さらに、じっくり焼かれたあじの干物は皮目が香ばしく、身はふっくら。
シンプルながら魚の美味しさを改めて実感できる一品でした。

鳥羽の海をそのまま味わうような一軒
焼き貝いろはの魅力は、単に魚介を食べるだけではありません。
目の前で焼き上がる音や香り、地酒との組み合わせ、そして鳥羽ならではの新鮮な素材。
そのすべてが一体となって、特別な食体験を作り上げています。
観光の締めくくりにも、魚介好きの食事にもぴったり。
鳥羽の夜を満喫するなら、ぜひ訪れてほしい一軒です。















