先週末、今年も日本ダービーに行ってきた。日本ダービーの正式名称は東京優駿、3歳馬2400Mのレースで毎年府中の東京府中競馬場で開催される。何度かこのブログで書いているが、僕は2003年から毎年この競馬をやっており、コロナ禍の2019年と2020年を除いて毎年府中競馬場に馳せ参じている。

 

事前にJRAホームページのネット抽選で入場券を入手し、大学時代の友人Tくんと競馬場で落ち合う。毎年の事なので特に待ち合わせ場所などは言わなくても陣取る場所は決まっている。天候は晴れ、気温は涼しく少し風があって気持ち良い。

 

いつものように午後13時くらいに競馬場に入り第8レースくらいからちょこっと馬券を買ってみたがあっさり外した。さあここからが本番の11レースだ。ちなみに昨年はレース開始直後の落馬や人気馬の心臓発作などのアクシデント続発のレースだった。昨年の優勝ジョッキーのDレーンは今年はJRA騎乗ルール違反の制裁により出場できない状況となった。

 

今年の注目はまずは15番の皐月賞馬のジャスティンミラノ。そして2番のレガレイラ。レガレイラには昨年心臓発作で死んでしまったスキルヴィングに騎乗していたルメールが騎乗する。この2頭を軸に馬券を買い、馬場側に移動する。ところが昨年と違い、今回は入場券だけだと馬場観戦エリアの前の入り口付近までしか入れない規制になってしまっていた。何とかゴール前付近の馬場入り口付近の立ち見エリアには入ることができたが、来年は観戦席の抽選に応募することにしたい。

 

メインレースを前に場内のボルテージが上がり、お決まりの国家独唱が始まる。今年の歌い手は秋川雅史さんだった。レースが始まり馬がゴールに近づいてくると場内は歓声と絶叫に包まれる。

 

1着は9番人気のダノンデザイル横山典弘。この馬は皐月賞を足の不調で出走辞退していたこともあり、さすがにノーマークだった。競馬新聞でもこの馬を推していた記事は見当たらず、単勝46.6倍ということで場内は撃沈ムードに包まれた。2着は1番人気の皐月賞馬ジャスティンミラノが入ったが、なんとも印象に残らない走りであった。まったくの惨敗である。単勝46.6倍というのはダービー史上4番目の高配当倍率で過去50年では2番目の記録である。

 

その後はいつものように歩いて府中の屋台すしに移動。さすがに今回ダービーを当てた人は少ないと見られ、競馬場から帰る観客の雰囲気もちょっと暗い。

 

今年は見事に予想を外してしまったが、まあこんな日もあるさ。また来年も参戦したいと思う。