【重要なおしらせ】

最初にお伝えしておきます。ネタバレありです。これから読もうと思っている人はこの先は読まない方が良いです。今ならまだ引き返せます。

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一応注意喚起をした上で本題に入る。東野圭吾さんの遺作となった「永遠の記憶」についてである。

 

僕は20年以上前から彼の作品は結構読んでいて、今回久しぶりの長編作品が発売されるということでアマゾンで購入予約を入れていた矢先、訃報が報じられた。そのニュースで初めて彼が大腸がんを患い、闘病生活を送っていたことを知った。

 

遺作となった永遠の記憶はこれまで何作も映画化されているいわゆるガリレオシリーズである。物語はいつもの調子で不可解な殺人未遂事件が発生する。今回の被害者はおなじみの女性刑事だ。

 

まもなく犯人は逮捕されるが動機は不明。湯川教授が登場し、捜査が進むにつれて意外な人物との接点が浮き彫りになってくる。無事に真相解明に至ったように見えたがそうではなかった。さらにその事件は20年前の事件に遡る。

 

物語はそれだけではなかった。

 

この事件の犯人は以前に湯川教授が解決したある事件の被害者とつながっていた。その事件とはガリレオシリーズの読者なら誰でも知っている「容疑者Xの献身」だ。そしてその犯人である天才数学者が関わってくる。そして当時この物語で見つかっていなかった最後のピースが埋まる。

 

なんという展開。読んでいて鳥肌が立ってしまった。映画のシーンもフラッシュバックした。さすが、やってくれるぜ。

 

いつもの東野作品と同様に読みやすくてあっという間に読み終えてしまったが内容的には大満足だ。誰もが感じたことだと思うが、作者東野圭吾はこの作品が自身の遺作になることをわかっていたのだと思う。そうでなければこのシナリオはないはずだ。

 

この作品は恐らくガリレオシリーズ最終作として映画化されると思う。いや、されなければいけないと思う。映画の方でもこの最後のピースを埋めてほしい。そしてその際は是非、湯川教授、草薙管理官、内海刑事、さらに容疑者Xのキャストの名優たちもそのままでお願いしたい。

今年もう九月になる。最近は夕方にヒグラシが鳴き、トンボが宙を舞う姿もちらぼら見かけるようになってきた。

 

毎年夏は異常気象と言われるのが通常となり、異常気象では無い夏の方が異常となった。8月13日には千葉県に線状降水帯が発生して多くの被災者が出た。8月27には富山県・石川県にも集中豪雨による浸水被害が出た。東京でも何度か局地的大雨危険情報が発令されたり、台風もこれまで見たことがない変則的なルートで上陸するケースがあった。

 

東京では意外と雨が多い印象の夏であるが、西日本は雨が少なく、岐阜県や四国の水がめは渇水状態となった。一方で台風は本州には着岸していないが8月末段階ですでに20号を超えていて発生数は多い。熊本の震災で避難所生活をしている人を考えると早く過ごしやすい気温になってほしい。

 

最近の夏は余りにも暑いため、逆に小学校の夏休みのプールも行わない傾向にあるらしい。さらに子供も熱中症対策で夏は外で遊ばせないのは普通らしい。夏休みにも学校のプールに通い、毎日外で遊んでいた僕らの時代はもう過去の話だ。

まだしばらく暑い日は続くと思うが、気分的には秋に近づいてゆくモードになる。

会社でいろいろな資料を作るのであるが、なんだかんだ言って日本のパワーポイントの需要は根強い。今のところマイクロソフトのAIの性能はイマイチであるが、最近はマイクロソフト製品間のCopilot連携も進化し、AIを使ってパワポ資料を効率的に作成する方法論も確立されつつある。特に日本の企業・公共機関でのマイクロソフト製品シェアは高く、セキュリティ面からもおのずとエクセルやパワポの優位性は高い。

 

パワポの歴史を調べてみるとマイクロソフトがオフィスツールとしてパワポを発表したのは1992年とのこと。エクセルもしかりであるが、急速なIT業界の進化の中で30年以上もプレゼンテーションソフトの牙城を守り続けてきた事実に改めて感心する。企業の決算発表の際にもパワポで作成されたとみられる資料が多くを占める。企業内だけでなく学校や公共機関でもいまだにパワポ資料があふれている。

パワポについては否定派も多い。確かに無駄に手をかけたわかりづらい資料を作ってしまうケースも散見する。一方でこれだけパワポが浸透すると他のツールを使うわけにもいかなくなってくる。たとえ自分にとって使いやすいツールがあっても社内の他のメンバーや他社との協業にはコストがかかる。メンテナンスや使いまわしを想定する素材は長期的な利用を想定した設計も必要となる。

 

基本的には伝えたい相手に伝えたいことが伝わること、プレゼンによって相手の行動を喚起できれば他の手段でも構わないのであるが、それでもパワポという現代版紙芝居ツールはなかなか他のツールに置き換わらない。

僕は昔から多くの人がそうであるように映画や小説、アニメやテレビドラマなど、相当な数のエンタメコンテンツに接してきたのであるが、最近のエンタメ作品との感覚のズレを感じることが多くなってきた。

 

先日、2026年本屋大賞を受賞した「イン・ザ・メガチャーチ」を読んだのであるが、正直言って全く面白くなかった。現代社会の闇のような心理描写や若者同士のチャットのやり取りなどにも共感はなく、なぜこの作品がそれほど高く評価されるのかもわからなかった。

 

テレビドラマもこの数年は名作と思う作品がない。今回のクールではマスコミはVIVANTを持ち上げるが、見るのも苦痛なくらいつまらない。

 

振り返ればインターネットや携帯電話普及は偶然の出会いや奇想天外なミステリーを奪った。現在はAIやSNSが現代小説には不可欠な要素となり、人の心を動かすセリフや行動が削られている。

 

先日、東野圭吾さんが亡くなった。僕は東野圭吾さんの長編作品はほとんど読んでいて、すべてを絶賛するつもりはないが、若い頃に読んだ「手紙」とか「秘密」とかはエンターテイメント作品としては非常に面白かった。彼の新作長編小説が久しぶりに発売されるいうことでAmazonで予約していたのであるが、もうこういう小説も読めなくなる。

 

世の中の変化に追随して小説やドラマが扱うテーマが変わっくるのはやむを得ないことであるが、残念ながら物語はつまらなくなる一方である。

先日のブログで僕がアマゾンで購入した空調服をメルカリで売却したことを書いたのであるが、実はその際にちょっとしたトラブルがあった。

 

土曜日の朝に出品した空調服はすぐに売れたので、その日すぐに梱包してメルカリのネコポスで発送すると翌日の日曜日にはメルカリにヤマト運輸のリンクが掲載されて宮崎県の購入者に向けて輸送中のステータスになっていた。ところがその日の午後にステータスを見てみると「配達が遅れています」との表示になっていた。

 

まあここまではよくあることだと思っていたのであるが、翌日の月曜日の夕方に僕のスマホ宛てにヤマト運輸からショートメールで、「配達先住所が不明瞭のため、荷物は配送されませんでした。」「住所を更新してください。再発送を行います」というメールが届いた。

 

会社からの帰宅途中で電車に乗車中だったのであるが、僕は電車の中からメルカリのアプリ経由で購入者の方にメッセージで事情を伝え、購入者の方から住所を返信して頂いた。

 

家に帰宅して再配達の手続きをしようと思ったのであるが、一応改めて家のパソコンからヤマト運輸の配送ステータスを確認してみると、まだ配送中のままで、さらにスマホのメッセージに記載されていた配送番号が違っていることに気づいた。

 

僕のスマホに届いたショートメールはいわゆる「なりすまし」だったのである。どうして僕がヤマト運輸を使って荷物を発送していることを知っていたのかはわからない。恐らくたまたまランダムに送られたなりすましメールが僕がヤマト運輸を利用しているタイミングだったのだろう。

 

メルカリの購入者に改めてメッセージを送信し、連絡して頂いた住所は使用せず、このまま配達を待ってもらうように伝えたところ、翌日火曜日には無事に荷物が届いた。今回はあまりにも自分の通販取引とのタイミングが合っていたこともあり、もう少しで面倒なトラブルに巻き込まれるところであった。

 

ネットで調べてみると今年の7月以降、ヤマト運輸に限らずアマゾンなどでもこの手の詐欺が急増しているらしい。僕はこのような詐欺には引っかからないと思っていたが、本当に油断もスキもあったものではない。過信は禁物である。

 

7月後半から急激に気温が上がってきた。7月後半には中部地方で40℃を超える日もあり、6月にアマゾンで購入したファン付き空調服を着て外を歩いてみたのである。

 

率直な感想としてはイマイチだった。部屋の中で試した時は非常に快適な感じがしたのであるが、実際に外で歩いてみるとちょっと違っていた。

 

僕が購入した空調服は長袖で背中側に2機のファンがあり、ここから外気を取り込んで服の内側に風を送り込む方式だ。当たり前のことであるが、気温35度以上の猛暑日の外気は暑く、空調服の中の温度を下げる効果はない。

 

空調服というものは姿勢の変化に弱く、歩いている間は風が感じられず。少しでも風の吹いている日は外の風の方が涼しい。空調服が最も効果を発揮するのは基本的に同じ場所から動かない作業やエアコンが効かない室内環境だったりするのではないか。空調服は長袖が良いという話もあったので長袖を買ったのであるが、やはり実際は半袖かベスト型の方が良さそうだ。

 

折角買った空調服であるが、メルカリで売却することにした。

今週も東京株式市場は大荒れの状態となった。特に目立ったのはこれまで急騰株の代表格とされていたキオクシアなどのメモリー関連株の続落だ。振り返れば6月26日にオープンAIが今年の上場延期を発表して市場に悪寒が走った後、アメリカ市場で好業績のエヌビディアやマイクロンの株価が崩れ始め、不安は東京市場、韓国市場に波及していき、海外投資家が逃げ出した。7月17日はこれまでとは違うパニック売りの様相となり、日経平均は一時4300円ほどの下落幅を記録した。今週も連休明けから乱高下が続き、昨日も日経平均は一時2000円以上下げた。

 

世界的な半導体値崩れの背景には中国AI開発会社の技術力躍進があるとされる。アメリカは中国に対して半導体の輸出規制を行っている中で中国は独自に(あるいは迂回的な方法で)半導体開発を進めつつ、AIモデルの性能を高めた。今のところはアメリカ企業が技術的優位にあるとされるが、中国が追いつくのは時間の問題だ。中国の激安公開型AIがアジアにバラまかれれば現在のEV市場と同じようにAIはコモディティ化してゆく。そうなればアメリカ企業の膨大なAI投資資金の回収計画への信頼が揺らぐ。

 

韓国株式市場は日本市場よりも深刻だ。DRAM世界シェアの7割以上を持つサムスン電子とSKハイニックスの2社の株式時価総額が特出しており、個人投資家の信用取引の強制売却が連鎖的な下落を起こしている。これ以上株価が下がれば自己破産者の増加や不動産価格にも影響し、景気不安につながる恐れもある。

 

AI市場自体はこれからも成長するだろうが、株価はこれまでのようなを上値狙いは厳しくなった。好決算を発表しても市場予測が高すぎるAI関連企業の株価は下がる。僕自身はほとんどAI関連株には投資しておらず、少し前までは好機を逃したと悔やんでいたのであるが、今となっては後発で手を出さずなくて良かったような気もする。

今年は6月から欧米各地で40℃を超える猛暑が報じられていたが、先週から日本も急激に気温が上昇してきた。そんな中、7月は世界のスポーツイベントが多数開催されている。日本時間で深夜や早朝の放送が多く、日本のスポーツファンにとってはなかなか難儀な今日この頃である。

 

サッカーワールドカップでは日本は敗退してしまったが、勝ち上がったチームは競合揃いで見ごたえがある。。決勝戦はスペイン対アルゼンチンで7月20日の日本時間の朝4時だが、ちょうど祝日なので見たいと思う。

 

先週はイギリスではウィンブルドンテニスも決勝を迎え、イタリアのシナーが連覇を飾った。テニス4大大会の中でもウィンブルドンは一段格上の大会であり、芝のコートも格調高い。長期にわたって続いたフェデラー、ナダル、ジョコビッチのいわゆるビッグスリー時代は終わり、シナー、アルカラスを筆頭に次の世代の覇権争いが進行中だ。

 

バレーボールも ネイションズリーグが開催中だ。基本的にバレーボールは身長の高さが大きなアドバンテージを生む競技ではあるが、日本代表は平均身長が大きく上回る海外チームを次々に打破している。女子バレーは劇的な勝利で決勝ラウンドに進み、男子バレーは破竹の11連勝でかつて見たことがないほど強いチームになっている。

 

世界大会ではどの競技でも最近はITシステムの導入が進み、ボールゲームのアウト・インには文句の付けようがなくなったのであるが、それでもサッカーやラグビーのファウル判定では毎回禍根を残す。審判がファウルといえばファウルであり、決定的な得点が無効になったり、主要選手が途中退場になったりしてゲームの流れが一変することもあって揉め事が後を絶たない。

 

公平で合理的な判断を目指すのであればいずれプロスポーツの審判はAIロボットが行う形になり、人の判断は排除されてゆくのかもしれない。しかしそれはスポーツを面白くするかといえば、そうとも言えない気がする。

僕にとってYoutubeは退屈な時間をなくしてくれたサービスである。学習や趣味などで参考にする動画も多く、例えば料理方法やゴルフレッスンなど、動画ならではの使いやすさがある。

 

AIの普及やショート動画のトレンドにより成長鈍化を予測をするアナリストもいたが、実際は視聴者数も業績も伸長し続けている。AIの普及は逆にYoutubeの投稿数を伸ばし、GoogleのGeminiの高精度化や利用者数の増加にもつながっているという。Youtubeは2006年にGoogle(現在のアルファベット)によって買収されたサービスであるが、自社サービスの親和性をここまで見抜いていたとすればやはりとんでもない先見性を持つ会社だと思う。

 

ただ最近のYoutube動画の品質(好みもあるが)は低下傾向が見られ、視聴しても時間の無駄になることも多くなってきた。登録視聴者数が多いからと言って良いとは限らず、前置きや余計なおしゃべりばかりで全く参考にならない場合も多い。趣味などで使う動画については概要欄にコンテンツメニューがない動画は非常に使いづらい。AIで製作されたつまらない動画の蔓延、政治的利用、フェイクやデマ動画の拡散も看過できない問題になりつつある。

 

優良コンテンツの定義も難しい。「バズることが正義」というアテンションエコノミーの価値観が人それぞれにとっての良質コンテンツの定義を変えてゆく。

 

今後Youtubeはどのような形になってゆくのだろうか。

 

このところアメリカ・イラン戦争に関心が集まり勝ちであるが、ウクライナの戦況にも注目すべき変化が出てきている。ニュースによるとこれまではロシア軍によるウクライナ東部地域の侵攻がじりじりと進んでいたが、最近ではウクライナ軍が陣地を奪還している地域が出てきているらしい。

 

ウクライナの反撃に大きく貢献しているのがドローン技術だ。驚異的なスピードでイノベーションを繰り返し、ロシアの弱点を的確に突くことに成功している。まさに文字通りのゲームチェンジャーになっている。

 

ドローン機本体の性能が向上しているだけでなく、ロシアによる電波妨害を掻い潜る方法やおとりドローンを使った戦術を使い、ロシアより低コストで戦果を挙げている。ウクライナ軍はロシアの石油関連施設へ攻撃を集中し、ロシアの軍事資金の源泉を絶とうとしている。

 

今のところまだ全体的な戦況としてはロシアが優位な状態と見られ、ウクライナの攻勢も現時点では決定打を与えるには至っていない。ただ、ロシアはこれまでは国民に対して戦争の実状を見せないように努め、一般市民の生活には何も支障がないという説明を続けてきたが、モスクワへの攻撃が増えるにつれてだんだんその説明スタンスが崩れかけてきている。長引く戦争によって物価インフレが起き、高金利政策で不動産購入や設備投資にストップがかかりつつある。

 

この先の展開はどうなるか。ロシアによる侵攻から4年半におよぶこの戦争であるが、ロシア経済もじりじりと疲弊しており、徐々に停戦を迫られているようにみえる。