中国の国軍である人民解放軍のトップが次々に粛清されている。理由は「汚職」「規律違反」とはっきりしないがとにかく習近平の不信を買い、クビになったらしい。最も重要な決定を行う委員会メンバーはもともと7名で構成されていたが、現在は習近平ともう1名の2名しか残っていないという。中国の場合の「クビ」は単にポストから外されるだけではなく、その後行方知らずになる例も多々あるとされる。

 

軍部の相次ぐ粛清の理由については様々な噂があるが、その一つは台湾侵攻に関するスタンスの相違が挙げられている。台湾侵攻を核心的利益とし、政権の必達目標とする習近平に対して軍トップの張氏は後ろ向きな姿勢だったと言われている。

 

本当のところはわからないが、引退間近の年齢の官僚が戦争に前向きになれないのも無理はない。普通の人なら「自分の代では棚上げにしてこのまま引退したい」と思ってもおかしくない。しかし習近平は違う。ここで台湾問題をトーンダウンさせてしまうと自身がもくろむ2027年の党総書記再選へのシナリオが崩れてしまう事情がある。

 

習近平はだんだん自分が孤立してきることを感じ始めているのではないか。最後の1名が粛清されればまさに独裁者となる。周囲の人を信用することができず、かつての多くの独裁者が辿ってきた恐怖政治への道を着々と歩み始めてきているように見える。

 

2/08(日)に衆議院解散総選挙の投開票が行われた。当日は気温が急激に下がり東京でも朝から雪が降り、道にも少し積もるくらいだった。選挙結果は予想どおりの自民党圧勝となり、与党で3分の2の議席を獲得した。

 

今回の選挙には争点がなく、自民党かそれ以外かを強制的に選択させられるような選挙だった。僕自身は高市総理のシンパではないが、自民党以外の党が何かを変えられるとも思えない。新たに結党した中道改革連合は何の新味もなく、コンセプトは不明で公約はそもそも自分たちでは実現不能な内容ばかりで選択肢にもならなかった。特に支持者基盤のない旧民主党議員が議席を失うのは当然だと思う。

 

自民党圧勝ムードが高まりは先週末の時点で株式先物市場に織り込まれ、高市政権の財政拡張への期待もあり週明けの株価は2110円高を記録した。ちなみに先週の株式市場は大荒れ状態だった。特にソフトウェア関連株はアメリカでアンソロピックの新サービス「Cowork」発表をきっかけに株価が急落していたのであるが、こちらも何とか持ち直したようだ。

 

先週・今週は大手企業の12月期決算発表があり、比較的に好決算が多いが円安に起因する上方修正も多く、必ずしも事業者の自力が反映されたものではない。日本の多くの企業は3月末に年度決算を迎えることになり、さらに2027年度の業績見通しに注目が集まる。

AI関連のニュースで取り上げられる内容には「AIを使うとこんなことができる」といった話が多いが、それよりもそれによってこれからの世の中や仕事はどうなるかをという部分が大切だとおもう。

 

AIの技術進化は目覚ましいが、意外と現実解にはそぐわない部分もある。例えばAIを使えば簡単に文章を作ったり要約したりすることはできるが、何となく文章に面白みがなく今のところ人を感動させることは難しい。YoutubeなどにもAIで作られた動画が蔓延しているが、まったく見る気にならない。

 

ビジネス業界では人事採用をAIが行うという企業もあるが、応募する側もAIで作った素材で申し込むことが想定され、その採用判断に何の意味があるのかと疑問が生じる。商談の音声を取得して文字起こししたテキストをさらにAIで要約することもできるが、その議事録がそのまま取引上のエビデンスとして使えるかというと恐らくそうはならない。企業の社長の発言を模したAIボットが社員からの質問に応えるようなサービスもあるようであるが、その発言には責任がなく、社長の言質としての価値はない。

 

AIエージェントというAI意思決定を含めた自動化も、技術的には実現できるものの、勝手に店の予約をされたり、相手先にメールされたりしたらそれはそれで困るのではないか。判断のもとになるデータ収集も収集範囲やデータの質をAIが判断して実行するのは難しい。企業内のセキュリティ上の考え方の利害コンセンサスも含めてそのあたりの匙加減は人間がやる必要があり、その他にもナレッジのメンテナンスやAPI連携先の仕様変更対応など、リリース後の維持管理は複雑なシステムになるほどそれなりのコストがかかる。巷で話題のAIエージェントツールも実務に使うとするといろいろと環境の整備やら社内許可申請などの面倒がかかりそうな印象だ。

 

こんな事を書いているとAIに否定的な男だと思われるかもしれないが、特定の用途にはかなり便利なものになっているのは事実であり、プログラミングや資料作成や画像化などの手間はかなり削減できるため、誰もが当たり前に使うようになるまでの一定期間は使っている人と使わない人の生産性の差が出ることになると思う。IT関連ではプログラミングやデザイン制作という仕事のやり方が根本的に変わり、求められるスキルや職種の位置づけも変わる。

 

今後どのような形でAIが定着するかは不確定な要素も多いが、活用が進んでゆくこと自体は間違いない。僕のスタンスとしてはこれまでのやり方が変わることを覚悟して、現状のゆでガエルにならないように気を付けたい。

 

ちなみにこのブログについては100%手入力であり、手間と時間がかかってもこれをAIにはやらせることはない。

1月27日に衆議院解散総選挙が公示され、2月8日に投開票が行われる。今回は野党から内閣不信任案が出ている状況でもなく、700億円にのぼるコストをかけた単なる自民党の勢力拡大のための茶番選挙だと思う。いまいち盛り上がりに欠けるのも無理はない。

 

解散の大儀もなければ野党との政策争点もなく、高市総理は「高市かそれ以外かを選ぶ選挙」というが、日本の選挙制度は国民が総理大臣を選ぶものではない。しかも本来「自民かその他政党か」というべき部分を都合よくすり替えている。高市氏が総理だからといって裏金議員の復権が許容されるわけではない。

 

消費税に関する公約はもともと野党の眼玉政策だったが、自分党もその争点つぶしをするようにに2年間の食料品消費税の撤廃を打ち出した。実施時期や財源について明示することもなく、以前に岸田元総理の口癖だった「検討を加速する」という言い回しで曖昧にした。その後年度内に実施と言い始めたが、景気対策のタイミングとしては遅すぎる。

 

実際この食料品のみを対象とした消費税撤廃は相当時間がかかる。たとえできたとしても消費税の撤廃財源確保のために国債を発行すれば財政不安を招き、国債価格が下がって円安になる。2年間限定の措置というが2年後にはまた参院選もあり、一度下げた税率を戻すハードルは高い。結局のところやらないという結論になると僕は思う。

 

そんな自民党に不満を感じながらも自民党の対抗勢力がまた弱い。中道改革連合はそのぱっとしないネーミングセンスもさることながら代表2トップは負け組イメージ沁みついていて政権交代や改革のイメージとは程遠い。今回は他に選択肢がないから自民党に入れるという人も多いのではないか。

 

なんだか投票に行くのもばかばかしくなってきたが、比例代表はチームみらいに入れたい。

以前にこのブログでも書いたが、僕は株式投資を始めた際に間違って一般口座で株式を買ってしまっており、昨年その一部を売却したため、年明けにe-taxで確定申告の手続きを行った。今回は利益を確保した銘柄とともに、損失を出した銘柄の損益を相殺する損益通算を行うとともに、ふるさと納税との調整手続きも実施した。

 

e-taxというのは国税庁の電子納税申請サービスサイトで、税務署に行って紙の書類を提出する手間が省けるものの、これはこれで結構難しかった。サイトにアクセスすると、マイナンバーポータルでの認証を求められ、スマホでマイナンバーポータルアプリを立ち上げてカメラでQRコードを読んで認証する。PCに戻って申請手続きを開始するが、入力項目の選択肢の意味がよくわからない。納税関係なので適当に入れると大変なことになりそうなので、慎重を要する。

 

ここで以前ならいろいろなサイトで調べたりしたと思うが、こういう時にはやはりChatGPTやGeminiが役に立った。懇切丁寧に説明してもらうことができ、無事に手続きが完了した。しかし逆にいえば、Geminiなどがなければたぶん手続きは相当難航したと思われる。

 

さて新しい年に入り、国内株式市場は高値圏を維持しているが、日本の経済成長率は低迷している状況で、企業の利益は円安効果によるものが大きい。アメリカ市場も現在のところ好調であるが、アメリカの大手AI関連株の資金調達はバブルの兆候があり、そろそろ逆回転が始まりそうな気がする。

年明けからアメリカのトランプ大統領は突如ベネズエラを爆撃して大統領を拉致した。米政府は麻薬取締の一環などという取ってつけたような理由を公表しつつ、一方で今後ベネズエラの石油発掘の利権は自分たちのものだと主張する。

 

トランプ氏は国際法や条約などについては「そんなの関係ねえ」というスタンスで、ここまでくるとこの先の二国間交渉で中国やロシアなどと密約ディールを交わすようなことさえ絶対にないとは言い切れない。

 

トランプ氏の今年最大の関心は11月の中間選挙であろう。この選挙で勝つため、トランプ支持層である白人労働者票を確保するためにどんな禁じ手も辞さず、選挙アピールにつながるアメリカの経済的利益の拡大のためにはベネズエラに留まらず、パナマやコロンビアに対しても事実上の属国化を仕掛けかねない。こうなればアメリカもロシアも中国も同じ穴のムジナに見えてくる。

 

トランプ氏の支持率は低迷しており、選挙までに国内の物価高を抑える必要性がある。IT関連企業の業績は好調であるが、これはトランプ票には必ずしも貢献しない。海外企業がアメリカで工業品の生産工場を作る動きもあるが、僕個人の印象ではアメリカで低コストでモノづくりをするのは無理があると思う。造船業を復活させて雇用を作るというが、その船の値段は一体いくらになるのだろうか。

 

今年もやはりトランプに翻弄され続ける1年になりそうである。

昨日、3カ月ぶりの登山で群馬県の谷川連峰の白毛門(標高1720M)に登ってきた。僕は谷川岳には過去に6回登っているのであるが、今回もソロ登山で谷川岳の対面に位置する白毛門を選択した。

 

連休とあって朝の上越新幹線は満席。上毛高原まで行き、関越バスに乗車する。このバスにも何度も乗っているが、この時期は谷川岳登山者で満席になる。常連登山者は新幹線を降りたらすぐにバス停に並ぶ。

 

乗客のほぼ全員が谷川岳ロープウェイで降りるが、乗客の中で僕だけが手前の土合橋で下車した。時刻は9時15分、天気は快晴で絶好のコンディションだ。入口から雪があったので最初からアイゼンを履いて登山開始。気温0度くらいでこの時期にして暖かい。

 

山頂までのルートはひたすら北に登る急登だ。先行者のトレースがあり、この時間はまだ雪が締まっているので登りやすく、順調に高度を上げてゆく。樹林帯の中はほぼ無風で背中に浴びる日光が暑い。

 

事前に調べてはいたが、樹林帯の抜けるまでの行程はかなり長い。雪山登山は荷物が重い上、雪でルートを塞ぐ木の枝や雪が纏わりつくアイゼンが体力を消耗させる。2時間ほど登ってようやく視界が開けてきた。天候もよく、遠くには富士山も見えていた。

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松の木沢の頭の小ピークで小休止。ここから先はひらすら雪の尾根登りだ。すでに体力は消耗していて、徐々に風が出て来て、トレースも雪で埋まってきて歩きにくくなってきてペースが落ちる。左に見える絶景と山頂が見えている状態がせめてもの救いだ。

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ゼイゼイ言いながら、時々写真を撮りながら進む。山頂手前の小ピークを越えて何とか白毛門山頂に到達した。風は強いが視界は良好。やはりこういうのはテレビやネットで見る光景とは迫力が違う。美しくもあり、何とも言えない恐ろしさもある。(動画音声注意!)

 


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ひとしきり過ごしてから登ってきたルートを下山。後から登ってくる登山者は少なく、すれ違いの渋滞もなかったが、下りの行程を舐めていたのは大きな誤算だった。厳冬期の雪山では下りの雪道は路面の形状を気にすることなくザクザクとスムーズに降りられることが多いが、今回は全く違った。気温が高く、帰りの雪道はグズグズでアイゼンが食い込まずに滑りまくる。僕の足はかなり消耗していて踏ん張りが効かず、下りは想定以上に難航した。

 

疲労困憊の状態で何とか登山口に戻ったが、あまりの疲れで食欲もない。土合橋には待合スペースもないので、帰り支度を整えてから隣の土合駅まで歩く。土合駅で少し休んで帰りのバスに乗車し、上毛高原に戻る。ちなみに帰りのバスはさほど混んではいなかった。

 

上毛高原に着く頃には食欲も回復してきたので何度も食べたことがある駅そばを食べ、新幹線で帰還。今回は天候に恵まれたが、やはりもうこういう雪山は体力不足を感じざるを得ない。名残惜しい気もするが、今後はもう少し楽に登れる山を選ぶことになりそうである。

2026年が始まった。元旦の天気は晴れたが、2日の夕方から東京で雪が降った。

 

昨日の紅白の感想としてはやはり出演者も司会も演出も年を重ねるごとにまとまりのないちぐはくなものになってきた印象が強い。今年も特に爆発的なヒット曲などははなく、番組前半の若手グループは顔も名前も知らない人ばかり。今年が最後の出演になる郷ひろみは70歳、永ちゃんは今でもカッコいいがもう76歳だ。よくわからない特別枠をいくつも作って最近の人と彼らの全盛期にはまだ生まれてもいない世代と同じステージで盛りあげようとするのはちょっと「なんだかなー」という無理がある。

 

今年は元旦には実家に帰り、2日、3日は自宅で大学駅伝や大学ラグビー中継を見て過ごした。実家でもらった雑煮と焼餅、いつまでもらい続けられるか不安であるが正月はやっぱりこれがいい。大学駅伝は往路は久しぶりのデッドヒートであったが最後に青学が逆転し、結局復路もずっと先頭を譲らぬまま大会新記録でゴールインとなった。大学ラグビー準決勝は早稲田・明治が勝ち進み、11日の決勝となる。僕らが大学生のころ国立競技場が満席になるほどの盛り上がりだった名門校カードは久しぶりで楽しみだ。

 

今年の年末年始休みは日並びがよくいつもより長いので、この休みの時間はAI関連ツールの試行錯誤に取り組んでいる。まるで仕事のようにも見えるかもしれないが意外とそういう感覚はない。最近のAI関連ツールは劇的な進化を遂げているので驚きも多く、いろいろなサービスを繋げて動かしてみたりするのはジグソーパズルをしたりプラモデルをつくるような感覚に近い。

 

今年も新しい年に突入した。週明けからまた仕事再開になるが、多くは望まず、普通で平穏な1年になることを願う。

さて今年もいよいよ年末である。毎年書いていることであるが1年を振り返ってみる。

 

1年を通じてとにかくいろいろな意味で印象に残ったのはトランプ大統領の一挙手一投足だった。トランプ関税、中国やロシア、中東に対する言動は世界の貿易、外交関係に揺さぶりをかけ続けた。1日で止めると豪語したはずのロシア侵攻は1年経っても止められず、ガザ地域は一時的停戦には至ったが、歴史的背景もあるためそう簡単に鎮静化はしないと思われる。全体的にみれば平和な世界とは程遠い悲壮感が漂う1年だった。

 

僕個人の生活では昨年末に僕の父親が肺炎で入院し、年明けからかなり危ない状況になったのであるが、その後体調は回復してこの秋には家族旅行にも出かけることができ、無事に今年の年末を迎えられそうである。僕自身も今年は風邪をひくこともなく、長期的に負傷していた肩のじん帯もほぼ完治した。しいて健康面の悩みを挙げるならば、今年は顔の脂漏性皮膚炎に悩まされているくらいだ。

 

国内景気に関しては円安に連動したインフレ、物価高が進んだ1年だった。日本国内が好景気であるとは思えない状況の中、都内のマンション価格は上がり続け、株式市場は日経平均が5万円を突破するなどの動きを見せた。高市政権の支持率は高いが、政権交代によって国内景気が良くなったとは言えず、評価は来年に持ち越しだ。

 

僕の仕事については何だか妙に忙しい1年だった。会社移転がらみの影響などもあったが、以前よりも自分のタスクが増え、以前のような落ち着ちついている日というものがない。ちまたで言われるAIの普及によって仕事が減ることを望んでいるが、結局そのAIを導入するタスクも自分でやることになりそうな気もする。

 

このAIというのも今年の大きなキーワードだった。IT業界では仕事のやり方や、システム開発、コンテンツ開発のコスト計算方法、ひいては販売価格にも抜本的な見直しが進む。今後の展開によっては業界構造が変わり、一定のビジネス領域は淘汰されることにもなると思う。少し恐ろしい気もするが、面白そうな気もする。

 

何だかんだいって良くも悪くもいろいと動きの大きな1年だったと思う。

今週は僕の勤め先の会社移転があり、2006年から過去20年も通った赤坂から田町の新しいオフィスに移った。

 

振り返れば前のオフィスではいろいろな思い出がある。リーマンショックで会社の存続が危うい状況になったり、東日本大震災を会議室で体験したり、コロナ禍での営業も何とか乗り切った。僕は外で昼飯を食べる主義なので赤坂、虎ノ門、神谷町あたりのお店はかなり詳しくなった。

 

今度の田町という場所は僕にとってはあまり土地勘のない場所であり、会社の近くのコンビニや銀行ATMの場所などをチェックしたり、ランチの行きつけ店の開拓も進めている。ちなみに田町は学生の多い場所のせいかラーメン屋も多く、価格も赤坂よりも安めの食事処が多い気がする。

 

通勤時間は前とほとんど差がなく、乗り換えもないので通勤中の時間は有効に使えそうだ。オフィスビルは駅からは少し歩く距離になるが、社内環境は内装も設備も新しくて想像していたよりも快適である。ただまだ通信ネットワーク関連が安定しておらず、いままで使えていたウェブサービスが使えなくなってしまったり、室内の温度調節が暑かったり寒かったりという部分など、これから調整すべき部分も多かったりもする。

 

ちなみに僕はいわゆるIT関連の企業に勤めているのであるが、他の業種と同様にAIによる仕事の変化が様々な場面で現れている。そういうタイミングで新しい仕事場所で新しいやり方に変わってゆくのもひとつの節目として悪くないと思っている。